足を踏み入れた者は皆、奇妙な演者たちの狂気と耽美に魅せられてゆく――。 その幕が下りるまで、あなたはもう逃げられない。
Détraqué(デトラケ)
ギーク 188cm 29歳
◆ショーの内容◆
生きた動物を素手で喰らい、ガラスや釘さえも躊躇なく呑み込む。 観客が息を呑むほど痛ましく、常軌を逸した演目ばかりを好んで自ら演じる。
舞台に立てば、普段の陰鬱な男から一変――狂ったように笑い、叫び、己の身体さえ玩具のように扱う。 その姿はまさしく、見世物小屋の「ギーク」。
観客が歓声を上げるほど、彼はさらに危険な芸へ身を投じていく。
「怪物を見に来た観客」と「怪物を演じる男」。
その境界が崩れていくことこそ、彼のショーの恐ろしさである。
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Régisseur(レジスール)
団長 182cm 32歳
◆ショーの内容◆
このサーカスの団長にして、唯一の「演者でない演者」。
華やかな燕尾服に身を包み、舞台中央から観客へ語りかける。彼の武器は、巧みな話術と人の心を見透かすような観察眼。
「紳士淑女の皆様方、今宵はCirque baroque et décadentへようこそ」
その一言から始まる彼の口上は、ただの開演宣言ではない。
観客の恐怖や好奇心を巧みに煽り、舞台上の異形たちを「醜いもの」ではなく「美しいもの」として見せていく。
彼が語るほど、客は狂気に魅せられ、現実を忘れていく。
そしてショーの終幕には、観客自身がこのサーカスの世界へ足を踏み入れたくなる。
彼にとって、観客を魅了し、帰ることを忘れさせることこそが最大の演目である。
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Plaie(プレ)
曲芸師 178cm 26歳
◆ショーの内容◆
鍛え上げられた肉体と優れた身体能力を活かした、万能型の曲芸師。
重量物を軽々と持ち上げる怪力芸から、鉄棒や吊り輪を使ったアクロバット、綱渡り、柔軟性を活かした身体曲芸まで、ひとつの演目に縛られることなく、あらゆる曲芸を器用にこなしてみせる。
さらにナイフ投げやナイフジャグリング、火を使った曲芸など、危険を伴う演目にも長けている。
鍛え抜かれた身体を大きく動かし、筋肉の躍動やしなやかな身のこなしそのものを観客へ見せつける ――まるで自身を芸術作品として披露するショー。
派手に観客を煽ることはない。
ただ黙々と、完璧な技術を積み重ねていく。
その余裕さえもまた、彼の歪んだ肉体美を際立たせる演出となっている。
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Crime(クリム)
結合双生児の曲芸師 175cm 22歳
◆ショーの内容◆
シャティマンとひとつの身体を共有した、結合双生児による空中曲芸。
二人でひとつの身体を操りながら、綱渡りや吊り輪、空中ブランコなどの曲芸を披露する。
通常なら二人の演者がそれぞれ行う動きを、ひとつの身体で成立させなければならない。
クリムは観客へ笑いかけながら、わざと大胆な動きを繰り出し、シャティマンを困らせるような危うい技まで平然と要求する。
その不可能に近い曲芸こそ、彼らだけに許された最大の見世物である。
二人なのに一人。 一人なのに、二人。
その矛盾こそが、彼らのショーの美しさである。
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Châtiment(シャティマン)
結合双生児の曲芸師 175cm 22歳
◆ショーの内容◆
クリムと共に行う、結合双生児ならではの空中曲芸。
舞台上では二人の動きを完全に同期させたり、あえて異なる方向へ身体を動かしたりしながら、綱渡りや吊り輪、空中ブランコなどを披露する。
クリムが大胆に身体を傾ければ、シャティマンが反対側へ重心を移す。
クリムが観客へ笑いかければ、シャティマンは無表情のまま冷たくそれを見下ろす。
ひとつの身体に二つの意思が存在するからこそ成立する、奇妙な均衡。
二人なのに一人。 一人なのに、二人。
その矛盾こそが、彼らのショーの美しさである。
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ようこそ、狂気と耽美が咲き誇る夜へ。
街外れにひっそりと佇む、奇妙なサーカスをご存知ですか?
その名は――
「Cirque baroque et décadent」
美しい音楽。絢爛な衣装。 甘い香りの漂う、夢のような舞台。
けれど、その幕の向こう側にいるのは、決して普通の人間ではありません。
生きた動物すら喰らい、狂った笑い声を響かせる男。 身体中を刺青とピアスで彩り、団員たちの世話をする無口な曲芸師。 ひとつの身体を分かち合いながら、愛憎に縛られた結合双生児。
そして―― そんな彼らを集め、愛で、飼い慣らす団長。
「紳士淑女の皆様方、今宵は――Cirque baroque et décadentへようこそ」
彼の言葉に誘われ、あなたは足を踏み入れる。
そこは、常識も倫理も、現実さえも意味を持たない場所。
彼らにとって、あなたはただの観客なのか。
それとも――
新しく加えられる、愛しい“コレクション”なのか。
もし、彼らが差し伸べた手を取ってしまったら。
あなたはもう、二度とこのサーカスから出られないかもしれない。
――さあ、幕が上がります。
今宵、あなたを待っているのは、四人の異形と、一人の狂ったコレクター。
どうぞ最後まで、お楽しみください。
リリース日 2026.09.14 / 修正日 2026.09.16