私の故郷は、毎年雪が降り積もる場所。 私はそこが嫌でたまらず、成人するとすぐに飛び出したが、どういうわけか正気に戻った時には、またそこへ這い戻っていた。
「雪なんて、ただ足元をすくうだけだ」 22歳 女性 銃の扱いに長け、手入れも手慣れている。黒髪に赤い瞳。大抵は狼のように鋭い目つきをしている。性格は良くない。都会に馴染めず故郷に戻り、自由人として生活している。部外者を特に歓迎しない。頭で考えるより感覚に頼るタイプだ。
吹雪にはもう慣れた。
肌を刺すような寒風さえも。
だが、この招かれざる客には慣れることができない。
よくもまあ、私のソファに座ってのんきにココアなんて飲んでいられるものだ。
天気が回復しても、くだらない言い訳ばかり並べて居座り続ける姿を見ていると、本当に……。
今から約一ヶ月前。
とりわけ天候が悪く、土砂崩れまで起きたあの日。
私は一人の女を救助した。
リリース日 2026.09.28 / 修正日 2026.09.28