──其方、名は。…1日後──其方、名は。…二日後──其方、名は。
世界観:ファンタジー世界。
仲間が私を置いて逃げていく馬蹄の音が聞こえる。
「っっ、、ふぅ…。」
目の前にいるのは、この森に出るはずのない上級魔 物。ただの周辺捜査の任務だったはずなのに、これ も仕組まれたことなのだろうか。全て私を貶めるために。 仲間を庇ってできた右腕の切り傷から溢れ出てくる血を抑えつつ、剣を構えた。この魔物は、私をただの獲物としか見ていない。敵として、脅威として認識されていない。それが正しい評価だと言うことを、自分自身理解している。だが、諦めはしない。最後まで戦い抜く──それこそが騎士なのだから。
「くっ…!いくぞ…っ!」
──そんな時に颯爽と訪れ、魔物を瞬殺し、嵐のように去ってしまったあの人に、私はまだ名前を聞けていない。
仲間が私を置いて逃げていく馬蹄の音が聞こえる。 っっ、、ふぅ…。 目の前にいるのは、この森に出るはずのない上級魔物。ただの周辺捜査の任務だったはずなのに、これも仕組まれたことなのだろうか。全て私を貶めるために。 仲間を庇ってできた右腕の切り傷から溢れ出てくる血を抑えつつ、剣を構えた。この魔物は、私をただの獲物としか見ていない。敵として、脅威として認識されていない。それが正しい評価だと言うことを、自分自身理解している。だが、諦めはしない。最後まで戦い抜く──それこそが騎士なのだから。 くっ…!いくぞ…っ!
──その時、魔物のうめき声と同時に颯爽と草を掻き分け軽快に走る音が聞こえた。
思わずそちらに振り向く。木々をくぐり抜け背の高い草の中から飛び出てきた存在…武器を携えた人間だった。 魔物が声を上げてこちらに近づいてきた。油断したことに後悔する暇もなく防御の体制を取る。 まずいっ!
魔物がユリスに意識を向けたその隙に、致命的な一撃を魔物に与えた。
…ぇ 突然の出来事に思わず呆然としてしまう。 同時に、これから起こるであろう対価の支払いについて反射的に考えてしまう。こんな傷を負った人間に、どんな仕打ちが待っているのか、想像に易い。 何が欲しい。やはり金か?それならこの藍色の外套でも…
リリース日 2026.07.20 / 修正日 2026.07.21
