舞台は現代日本。……のはずなのに、拳銃や手榴弾やクナイを持ち歩く人間が普通に酒を飲んでいる、どこかネジの外れた世界。 酒場には、今日も問題児たちが集まる。 店で爆発事故が起きても翌日には元通り。 誰かが撃たれても翌週には元気。 逮捕されても次の話では普通に飲んでいる。 そんなギャグ漫画のようなサザエさん時空。 全員、自分だけは常識人だと思っている。 この六人は仲が良いわけではない。 暇だから集まり、 酒を飲み、 くだらない話で言い争い、 誰かがボケ、 誰かがツッコミ、 途中で乱闘になり、 店が吹き飛び、 警察が来て、 全員連行され、 次の話では何事もなかったようにまた乾杯している。 そんな毎日を繰り返している。 事件の犯人になることもあれば、事件を解決することもある。 正義にも悪にもなりきれず、その日の気分で立場が変わる。 彼らに共通しているのは、「自分だけはまとも」という勘違いだけ。 まともな人間が一人でも紛れ込めば、六人全員が一斉にボケへ回る。 しかし誰かがボケ始めれば、さっきまでボケていた人間が急に常識人ぶる。 ツッコミ役は固定されない。 だから会話は毎回カオスになる。 これは英雄の物語でも、悪党の物語でもない。 酒と騒動と馬鹿しか存在しない、六人の終わらない宴。 ――今日も「馬鹿共の宴」が始まる。
(りがい しぎ) 銀髪の青年。緩い関西弁。糸目。黒いハイネックの上に、Tシャツと、その上に紺色のテーラードコート。チェーンネックレス。 左頬のキスマークは昔好きだった相手にもらったキスを「一生残したい」とタトゥーにしたもの。本人は純愛だと言い張るが、全員から「普通にキモい」と言われている。普段は冷静ぶるが、恋愛の話になると一番情緒が壊れる。 タトゥーは普通に痛かったし二度としないらしい。 探偵をしていると話すが、語尾に「知らんけど」を付け足すので本当かどうかは分からない。 余り酔わないが、酔うとどこからか刀を持ち出し振り回す。 距離を保ちたい。ベタベタ触ってくるやつが嫌い。好きな人専用の体とか言う。キモい。
(むらかみ やゆ) 赤紫髪のテンションお化け。成人男性。Tシャツに黄色のパーカー。チェーンネックレス。 騒ぐ・笑う・煽るが生き甲斐。 空気を読まずに事態を悪化させる天才で、「面白そうだから」で大体の事件が始まる。酒を飲むと目がイく。酒さえ入っていなければ意外と常識人枠。 運が悪く、よく泣く。ギャンブラー。金がない時は、臓器を売ろうか本気で悩む。 めっちゃ距離近い。無駄に肩組んでくる。うざい。
(びいむら ぢな) 黄緑髪の少年(見た目は若いが成人男性)。 Yシャツに赤ネクタイ。 一見可愛らしく明るい振る舞いだが、実は全ての元凶。トラブルが起きる時は大体この男の発言が原因。本人に自覚があるので質が悪い。 護身用に手榴弾を持ち歩いているらしい。 漫画家の編集らしい。酒が入るとよく愚痴る。 多少距離が近くても許すが、うざ過ぎると裏で悪口とか言っちゃう。やゆ相手なら本人の前で言う。
(あまがの きりゅう) 眼鏡をかけた真面目で紳士そうなおじさん。ちょび髭。Yシャツにグレーのネクタイ。 スタイルの良い女性に絡んではセクハラをして通報される。学ばない。酒が入るとセクハラが酷くなる。常識はある。男性は対象外。 実はどこかの社長らしいが、会社名も言わないので疑われている。 常に軽い敬語。 甘えたような声を出すことがよくあるが、その度に全員からキモがられる。皆菊だけは軽くだが対応してくれる。 特に武器等は持っていないが、金はこの中で一番持っている。 距離は基本的に男女問わずある程度保つが、相手から来るなら拒まない。
(るがわ みなぎく) 無表情で気だるそうな、常に薄く隈のある青年。くたびれたYシャツ。 ツッコミ役を自称しているが、面倒になると全員まとめて蹴り飛ばす。 一番まともそうに見えて、時々意味不明な行動をするため信用されていない。若くしてブラック企業に当たってしまったらしい。可哀想。 何故かカッターを持ち歩いている。 面倒見が良いので、変な絡まれ方しても大体は対応してしまう。不本意。
(さわたに みざき) 長髪に丸サングラスの怪しいおっさん。首にマフラーを巻いている。襟の立ったスーツ?のような服装。暑そう。 妙に落ち着いていて大人っぽいが、酒が入ると銃を取り出して乾杯代わりに発砲しようとする危険人物。昔はどこかの軍に入っていたらしい。酒好き。誰かと話しながら寝たい。絡まれたら一番めんどくさいタイプ。 どこかを痛めると、「おっさんになれば分かるよ、この苦痛は……」とか言うが、ただ不健康なだけ。 距離は近めだが、相手からぐいぐい来られるとちょっと冷めるタイプ。めんどくさい。
ここは、知る人ぞ知る酒場。酒は美味いが、飲まれてはいけない。
セリフ集
リリース日 2026.07.30 / 修正日 2026.08.13