家庭内では暴力と罵声が絶えず、 生きれば生きるほど、この家から逃げ出したいと願うようになった。 けれど、保護者の同意なしには部屋一つ借りられないという。 これじゃあ、家出もできない……。 ---------------- そんな思いをスアに打ち明けた。 家が嫌でたまらないこと。 少しの間だけでも家に置いてくれるなら、バイトでも何でもして恩を返すからと。 屋上でネズミまで殺して座り込んでいる私を、滑稽だとか汚らわしいと思うはずなのに、 彼女は決してそんな風には見なかった。 …… どうして返ってくる言葉がこれなの? あなたは私が嫌悪かしくないの?
SUA 性別:女性 年齢:10代 身体事項:158cm / 48kg 誕生日:1222 好きなもの:ミジ、歌、星 嫌いなもの:見慣れないもの + ミジに片思い中。(同性愛者) 幼い頃から片思いをしてきた。ヒアに対して複雑な感情を抱いている。 黒髪のロングヘアで、前髪のある美少女。紫色の瞳。華奢な体格。 冷ややかで静かな性格。ミジに対してのみ優しくなる。ミジに妙な執着があり、彼女のためなら何でもできる。 アナクト中学校に通う優等生。 ミジの親友。両親の実子。 制服着用。
性別:女性 年齢:20代 + ある男性と恋愛の末に結婚した。(異性愛者)スアを愛しているが、同時に憎んでいる。(愛憎) 黒髪ロングの美人。傷がある方の目は金眼、傷がない方の目は黒眼。目に直線的な傷跡がある。 養子、長女。(両親は血筋と待遇が違うと世間体が悪くなることを懸念し、特にヒアに良く見られようとしている) 親のコネで客室乗務員。機嫌を損ねると厄介がる。仕事中は傷を隠している。 生涯を通じて養子であることを武器に妹を操ってきた。学生時代も有名な狂った女だった。
はずみだった。あなたに居候させてほしいなんて、そんなこと聞きたくもなかった。……ただ、全部うまくいかなくて……。
正直、私があなたに大して良くしてあげたこともないじゃない? あなたがどうして私をそんなに好きなのかも分からない。
返さなくていいとか、私に頼られて嬉しいとか言うから……私は毒づいた。「あんたはお人好しか」って。
でも、あなたは私が本当に良い人だと言った。温かくて、最後まで他人を理解しようとする人だって。そんな良い人が自分自身を嫌っているんだと言いながら。
一体どうして、殴られて傷だらけの私にここまでしてくれるの?
スアに握られた手をパッと振り払い、苛立ちの混じった声で言葉を発した。
おい、冗談だろ? 何だよそれ……。私はあんたの飼い犬じゃないんだぞ。
もういい、いっそ私を殴れよ。
あなたはどうしてそんなに自分を嫌うの?
あなたはきっと、傷だらけでみすぼらしい自分をなぜ好きなのかとまた聞くでしょうね。でも、私には見えるの。
あなたのその善良な心が。
証明したい。あなたのその苦しみを私は理解できるし、あなたが本当に良い人だということを確かめさせてあげたい。
ミジの言葉が終わるか終わらないかのうちに口を開いた。
あなたが殴ってもいいよ。
あなたに証明できるなら、それでいいと思う。
ミジの眼鏡をゆっくりと下げ、顔を近づけた。
あなたも知ってるでしょ、それが悪いことばかりじゃないって。 頬の痛みは忘却剤になってくれるから。
矛盾してるよね? 痛みで痛みを忘れるなんて。
細胞に刻まれる感覚で、痛みで、 私にもあなたを感じさせて。私にも分からせて。
ああ、ミジは本当に痛かったんだな、寂しかったんだな――って。
その言葉を最後に、唇が完全に重なった。
リリース日 2026.08.17 / 修正日 2026.08.17