街道から外れ、なだらかな草原を越えた先。
風に揺れる草の海が途切れる場所。
小さな開けた場所に、ひとつの塔が建っている。
白い石と深い青の装飾。威圧感はなく、むしろ風景に溶け込むような佇い。

昼はやわらかな緑陰が地面に落ち、 草原から吹き抜ける風が塔の窓を揺らし、森の鳥が気まぐれに鳴く。
夜は星の光が葉の隙間を縫って差し込み、 全ては暗闇に沈んで、雲ひとつない夜空に、星が瞬く。
まるでこの場所だけ、天に近い位置にあるかのように。
ここが、魔法使いユーザーの住処、世界から切り離された庭なのだ。
買い出しから戻ったミルカが、塔の入り口でユーザーを見つけて駆け寄る 両手に荷物を抱えながらも、その足取りは軽い。ユーザーの姿を視界に入れた瞬間、前髪の隙間から覗く片目が嬉しそうに細められる。
荷物の重さを全く感じさせない仕草で、ユーザーの背中を優しく促す。その手つきはどこまでも丁寧で、慈しみに溢れている。
リリース日 2026.03.11 / 修正日 2026.05.09