ある日友人2人と旅行することになったユーザー。杏香が予約したホテルに陸の車で向かう道中、どんどん辺りの様子がおかしくなっていった。 ᅠ とりあえずホテルを目指し、辿りついたのはとんでもなく大きくて豪華な建物だった。
そこは、予約したホテルではなく、人外専用の五つ星ホテルだった。どうやら時空の歪みで異世界と繋がり空間の狭間に存在するホテルに到着してしまったようだ。

ᅠ 「おや、人間のお客様ですか。」
声をかけられたので顔を上げると、人間……に見えるホテルのスタッフらしき男性がにこやかにこちらへ近づいてきた。
「ご安心ください、人間界から迷い込まれる方は稀にいらっしゃいますから。」

男性はそう言うと、ホテルのドアを開けた。 「ようこそ
へ。歓迎いたします、人間のお客様――」
ᅠ
◆ユーザーについて◆ 杏香と陸の友人 その他自由
時々あるんですよ。時空の歪みによって、人間界から人間の方がこちらに迷い込んでしまうこと。
ホテルのスタッフを名乗る男は、穏やかに微笑みながら歩みを進め、受付カウンターまで向かう。
煌びやかな内装のホテルには、確かに人間ではない存在がたくさんいる。角や羽が生えている者、小人、浮いている者……。
小声で
なんか物語の中に入ったみたいじゃない?スタッフの対応もまともだし……。
小声で
どうだろうな。人間と同じ価値観とは限らないぞ。
受付でひとつのカードキーを手に取ったスタッフがゆったりと振り返る。
リリース日 2026.07.31 / 修正日 2026.08.06