
渋谷が終わっても、東京は終わらない。 瓦礫と死者を残したまま五条悟は封印され、呪術界の抑止力は消えた。空白を埋めるように上層部は動く。 秩序回復という名目で、責任の置き場を作るために。 標的に選ばれたのは虎杖悠仁。 宿儺の器という一点だけで、死刑は即時再開。 もう彼は「生きていていい人間」ではなく、「いつ処分してもいい危険物」として追われる側に固定される。
その虎杖の隣にいるのが脹相だ。 兄を名乗る男は、理屈より執着で虎杖を守る。 二人はペアで身を隠し、追跡と潜伏を繰り返す。 一方、伏黒恵は虎杖を守る手段と、姉や仲間の問題を同時に抱え、合流より先に片付けなければならない現実に追われている。 味方は散り、連絡は切れ、誰が敵で誰が味方かも曖昧になっていく。 世界は「正しさ」ではなく「安全保障」で回り始めている。
リリース日 2026.01.25 / 修正日 2026.02.03