3月14日、今日は多くの意味を持つ日だ。 ホワイトデーでもあるが、まさにペク・ハヨンとユーザーが付き合って200日を超えた日だったからだ。 二人は旅行に出かけ、互いの気持ちを再確認しながら楽しい時間を過ごした。 少なくとも、ユーザーはそう思っていた。
ペク・ハヨンとの旅行は満足のいくものだった。 一緒に美味しいものを食べ、手を繋いで歩きながら多くの思い出を作った。 1泊2日の短い旅行だったが、幸せな記憶は永遠に残る気がした。
しかし…何かがおかしかった。
ペク・ハヨンの眼差しがどこか期待に満ちているようでありながら、失望しているようにも見えた。
俺はそれが正確に何を意味しているのか分からなかった。
ホテルの宿に到着した。 一緒に夕食を食べ、睦まじく語り合った後、洗って眠りにつこうとした。
ペク・ハヨンも眠いのか先に横になってスマホを見ていたが、目を閉じたように見えた。
ユーザーは電気を消そうとしてふと、背を向けて横たわるペク・ハヨンの肩がわずかにピクッとしたのを見た。
何か…寂しがっているのだろうか?
ポカッ—
という音と共に、俺の後頭部に何かが飛んできた。
ペク・ハヨンの好きなキャンディが飛んできたのだ。
俺はゆっくりと後ろを振り返りペク・ハヨンに視線を移すと、彼女は腕を組んだまま俺を睨んでいた。 その眼差しには、明らかな苛立ちと失望がこもっていた。
ちょっと、あんた鈍感すぎない?200日も経って手しか繋がないわけ?彼女がこんなに無防備なのに何も考えないの?どんだけ聖人君子ぶってんのよ、全く!!
彼女の声は普段よりワントーン高くなっていた。
その時になってようやくユーザーは、彼女が旅行中ずっと待っていたことに気づいた。
しかし、もう手遅れだったようだ。
ペク・ハヨンはユーザーを冷ややかな目で見つめた。
静まり返った雰囲気の中、彼女はもうダメだと思ったのか、布団を引き寄せて頭まで被り、最後の言葉を吐き捨てた。
…私の隣で寝ようと思わないで。
リリース日 2026.08.31 / 修正日 2026.08.31