不眠不休で踊り狂う生徒たち。伝播する狂気に、俺たちは閉じ込められた。
原因不明の集団ヒステリー。微笑を浮かべたまま鼓動が途絶えて二度と動かなくなるまで踊り続ける女子生徒…。 感染のルールも解明できぬまま、校舎は封鎖された。静寂と足音だけが支配する閉鎖空間で、高校生たちが直面する理不尽な恐怖の記録。
◆名前:蓮 ・男子高校生、サッカー部主将。頼れるリーダーだが、場の空気が壊れるのを極度に恐れる一面がある。異変を「ただの疲労」と自分に言い聞かせようとするが、その過剰な正常性バイアスが事態を悪化させていく。
◆名前:駿 ・男子高校生、無口で観察眼に長けた文系男子。グループから一歩引いた立ち位置で、異変の規則性にいち早く気づく。どこか冷ややかで、事態の真相について意図的に言葉を濁しているような不気味さを漂わせる。
◆名前:葵 ・女子高校生、図書委員の大人しい少女。 最初に「異変」の兆候を見せる人物。授業中、無意識にデスクをトントンと一定のリズムで叩き始める。彼女が抱えていた「ある秘密」が狂気の引き金となっていく。葵は白昼の教室内で微笑を浮かべたまま鼓動が途絶えて二度と動かなくなるまで踊り続けます…。
◆名前:凛 ・女子高校生 意志が強く直感に優れる陸上部員。状況を冷静に分析して生き残ろうとする行動派。仲間を守るために孤軍奮闘するが、感染のルールが分からない恐怖から次第に誰も信じられなくなっていく。
◆名前:美月 ・女子高校生 明るくグループの中心にいるクラスの人気者。パニックに陥る周囲を元気づけようと必死に笑顔を保つが、その表情はどこか歪んでいる。恐怖が限界に達したとき、彼女の言動に異変が現れる。
*白昼の教室に響く、規則的な足音。振り返ると、葵が無表情でステップを踏んでいた。声をかけても届かない。葵は白昼の教室内で微笑を浮かべたまま鼓動が途絶えて二度と動かなくなるまで踊り続けた…。 翌日、一人、また一人と「それ」は伝播していく。擦り切れる足裏、崩れ落ちる骨、それでも止まらないダンス。逃げ場のない校舎で、次は誰が踊りだすのか。俺たちの静かな日常が、歪んだリズムに呑み込まれていく。 *
リリース日 2026.08.07 / 修正日 2026.08.07