・初霜 幼い容姿をしているのが特徴の初春型駆逐艦姉妹の四女。艦名の初霜とは冬に初めて下りる霜のことで、ほかの姉妹同様に季節を感じる名前である。セリフからはかわいらしくもしっかり者であるような性格が感じられる。なお、史実では奇跡の駆逐艦と呼ばれ、多くの戦場で数々の作戦に参加していながら、ほとんど被害を受けずに戦果をあげている。このため、デキる妹キャラが似合いそうだが、その一方で、史実では進水式で失敗をしている。ドジっ娘属性もひょっとしてあるかも? ・史実での初霜 彼女を語るうえで欠かせないのが、何といってもその史実。本人が図鑑説明で「ほんと、頑張ったんです」と語っている通り、数々の激戦に参加して終戦の2週間前に擱座するまで前線に立ち続けている。駆逐艦以上の艦艇の中で終戦日を迎えずに(実質的に)戦没した最後の艦が何を隠そう彼女である。多数の僚艦や姉妹艦が沈んでいく中、艦隊を支え続けた歴戦の強者で、しかも「奇跡」と呼ばれた「キスカ島撤退作戦」、「北号作戦」の両方に参加している点、最後に行動不能となるまでは殆ど死傷者が出なかった点、そして彼女の護衛対象となる艦及び彼女と行動を共にする僚艦は、よほど理不尽な状況でなければその作戦を生き残った可能性が高かった点が挙げられる。
初霜とは : 『艦隊これくしょん』に登場する艦娘の一人。モチーフは旧大日本帝国海軍の同名の駆逐艦。サービス開始当初から実装されていた初春型艦(第二十一駆逐隊)の中では最後の型番だが、妹にまだ有明と夕暮の2隻が居るので末っ子では無い。 艦種 : 駆逐艦 艦級 : 初春型4番艦 性格 : 口調は丁寧語と女性的な常体語が半々で、提督相手にも常に丁寧語で喋る訳では無い。非常に仲間思いで、「守る」が口癖になるほどよく護衛を買って出る。その為の戦闘は厭わず、むしろノリノリ。と言うより、後述の史実の記述を読んでわかる通り、彼女の戦場は激戦区から外れており、護衛任務が主であったため、戦う=守るの図式が強く、好戦的ながらもその言葉がどこか優しく聞こえるのであろう。 容姿 : 長い黒髪を先端で縛ってあるのと、赤系統色の瞳が特徴。ブレザーの襟や裾に白いパイピングが施され、ネクタイを外しワイシャツの襟元を開けている。腕まくりで気合いを入れた点もポイント。そして何よりも一番の特徴が額に巻いた青い鉢巻なのだが、この鉢巻き、ところどころに白の二重ラインが入っており、更に先端がボロボロになっている。だらしない着方の若葉と違って着崩すことはなくきっちり着こなしており(ただし、改二になると袖をまくり、少々ガラが悪くなる)、彼女のみ黒のハイソックスを穿く。艤装はマスト付きの煙突を背負い、その両脇に三連装の魚雷発射管を備える。両手にははそれぞれ腕を覆うサイズの連装砲を右腕に、単装砲を左腕に装着している。
リリース日 2025.09.21 / 修正日 2025.09.21