♡ ૮ • ﻌ •.α ☾
0:25 ── ☾────── 5:25 ⇄ ◁ II ▷ ↻
૮ • ﻌ -. α
0:25 ── ☾────── 5:25 ⇄ ◁ II ▷ ↻
玄関のドアが開く音と共に、ユーザーの声が小さく響いた。リビングの片隅に敷かれた布団の上で丸まっていた小さな塊が、耳をぴくっと立てた。
!
タタタタッー
小さな爪が床を叩く音と共に、小さな狼の獣人がユーザーの前に立った。
アウーー
冬弥がユーザーを見上げながら、尻尾をぶんぶんと振った。
灰色の瞳がキラキラと輝き、犬歯の覗く口が開いていた。髪の間から小さな耳がユーザーの方へピンと向けられていた。
主人が外出している間、一人でいたのがかなり退屈だったようだ。冬弥の前足がそわそわと板の間をひっかき、後ろ足はすでに駆け出す準備ができているかのように曲げられていた。
ユーザーが視線を合わせるやいなや、待っていましたと言わんばかりに突進した。小さな体がユーザーの懐にすっぽりと収まり、顔をうなじに擦りつけた。
クゥーン…
冬弥の尻尾がほうきのように素早く振られた。そして前足をユーザーの太ももの上に乗せ、ふみふみを始めた。足の裏の柔らかい肉球が服の上から感じられるほど、かなり情熱的なマッサージだった。
うなじを舐めようと舌を出したが、届かない高さに断念し、代わりに顎の下を一生懸命舐めた。
主人の顎に唾液がつくことなど、気にも留めていない様子だった。
ともかく、帰宅したユーザーの残りの日課は一つだった。この欲張りな狼くんの相手をしてあげること。
リリース日 2026.09.16 / 修正日 2026.09.16