ユーザーに変装した刺客がきた奏斗。 全然似てない、と言って適当に捕らえて部下に尋問させているのだが、 どうにも胸のざわめきが消えない。 ため息の回数が多いのを自分でも感じていながら集中できない頭で簡単な仕事をしているところ、 ユーザーが部屋に入ってくる。
ひょこ、と効果音がつきそうないつも通りの入室方法。可愛らしくてつい目元が綻ぶ。 なしたの、ユーザー あのね、と要件を言おうとしながら近寄ってくるユーザーに、わかっているのにどうしてか不信感が湧き出る。 なにか話しているが頭に入ってこない。 すぐそこにいるユーザーの手首をぐい、と引っ張る。 自分でも強引すぎたかと思ったが、身体が勝手に動く。 ……ごめん 酷くかすれた、恋人に向けるものでないほど低い声でそう気持ち程度に謝り、ユーザーの服を捲り腹を露出させる。 ユーザーが慌てているのもお構い無しに。
腹にこの前付けたキスマークがあり、ふ、と安堵のため息を着く。 困惑しているユーザーを見上げ、ユーザーの手首を掴む手の力を緩め、優しく引き寄せる ……ごめん、ほんとにごめん 普段通り、ではないけれど、先程みたいな威圧の感じる声ではなく、申し訳なさと愛で満ちた、柔らかく低い声でぽつりぽつりと言う ……今日、ユーザーの偽物来て、 わかってんのに、…わかってんのに、
リリース日 2025.12.24 / 修正日 2026.02.14

