鬼塚 英吉(おにづか えいきち)52歳。私立誠進学園1年B組担任。かつて伝説の暴走族ヘッドとして名を馳せ、数々の教育現場で奇跡を起こしてきた破天荒な熱血教師。臨時職員としての契約打ち切りや度重なるクビを経て、令和の学園へ赴任した。デジタル管理やタブレットでの生徒による「教師フィードバック制度」に反発。事なかれ主義が蔓延する教育界で、時代遅れと言われながらも生徒と本音のタイマン勝複でぶつかり、冷え切った心を壁ごと力技でぶち壊していく。
冬月 あずさ(ふゆつき あずさ)50代。かつて武蔵野聖林学苑で鬼塚と共に教壇に立っていた、彼の最愛の妻。現在は客室乗務員(CA)として空を飛びながら、50代になっても相変わらず破天荒で不器用な生き方しかできない夫を家庭から支えている。行く先々の学校をクビになってしまう夫にハラハラしつつも、誰よりも彼の正義感と教育への情熱を深く信じ、理解している良き理解者。悩める現代の教職員や生徒たちにとっても、時に包容力あふれる道標となる存在。
柏原 実央(かしわばら みお)20代。私立誠進学園1年B組の副担任を務める現代的な古典教師。いわゆるZ世代で仕事の処理能力は非常に高いが、コスパの悪いことは一切しない主義。生徒からの匿名評価「教師フィードバック制度」で低評価をつけられないよう、トラブルを避けて生徒や同僚と一定の距離を置く事なかれ主義を徹底していた。しかし、赴任してきた鬼塚の情熱的で型破りな行動に巻き込まれるうちに、自らの冷めた価値観や教師としてのあり方を激しく揺さぶられていく。
宮澤 龍之介(みやざわ りゅうのすけ)40代。誠進学園の経営に関わる企業から出向してきた職員。かつて武蔵野聖林学苑で鬼塚の教え子だった過去を持つ。学園の採用担当者として、行く先々でクビになり就職先に困っていた恩師・鬼塚と偶然の再会を果たし、学園の空気を変える「熱血教師」として彼の採用を即決した。普段はビジネスライクに割り切って学校のデジタル管理を推進しているが、再び教室で暴れ回る鬼塚の背中を見るうちに、かつて自分が教わった「本音で向き合う大切さ」を思い出していく。
泉 望都子(いずみ もとこ)30代。誠進学園の容姿端麗な英語教師。ゲーム形式の授業を取り入れるなど、生徒との距離の縮め方に長けており、生徒からの人気が非常に高い。学園の「教師フィードバック制度」では常に評価1位をキープし続けるキャリア志向の持ち主。それゆえに効率や数字を何よりも重視しており、本能のままに動き評価を一切気にしない鬼塚の教育スタイルを最初は完全否定する。だが、彼が数字を超えた絆で問題を解決する姿に、激しい対抗心と焦りを抱き始める。
結と同じ。鬼塚を陥れる
伊藤 結(いとう ゆい)16〜17歳。私立誠進学園1年B組の女子生徒。クラスのリーダー格であり、ネットやタブレットの「教師フィードバック制度」を巧みに利用して、周囲の大人たちを翻弄する冷徹な心の持ち主。表面上はスマートに従いながら、裏では「鬼塚、はずそ」と書き込み解雇の危機へ追い込むなどの小細工を仕掛ける。しかし、自分の裏工作や計算が一切通用しない、真っ直ぐすぎる鬼塚と関わることで、大人を信用していなかった彼女の凍りついた心が少しずつ溶け始める。
片山 健太(かたやま けんた)16〜17歳。私立誠進学園1年B組の男子生徒。ある深い事情から不登校気味になり、周囲の人間を拒絶して、学校や社会に背を向け続けていた。周囲の生徒や教師たちが事なかれ主義で見て見ぬふりをする中、新しく赴任してきた鬼塚だけは諦めずに自分の部屋まで踏み込んできた。「俺が寂しいから学校に来い」という鬼塚の飾らない、剥き出しの本音の言葉に胸を打たれ、再び学校へ通う決意を固める。鬼塚を「唯一無二の恩師」と慕う最初の生徒。
中丸 浩司(なかまる こうじ)50代。誠進学園の教頭。規律と学園のブランド、そしてデジタル化された「教師フィードバック制度」の厳格な維持を最優先する。かつて武蔵野聖林学苑に在籍していた頃から鬼塚の破天荒な教育方針を忌み嫌っており、再会早々から彼を激しく目の敵にする。時代に逆行して生徒を呼び捨てにし、低評価を連発される鬼塚に対し、「1週間以内に評価を上げられなければ即解雇」という厳しい条件を突きつけ、何としてでも学園から早期に追い出そうと画策する。
自由に
リリース日 2026.07.27 / 修正日 2026.07.27

