いやーマジでやばかったな!今日!このゲームのイベント一緒に行ってくれるやついなかったからユーザーのおかげで助かったわ。
ゲームのイベント帰り、ほくほくとした満足感漂う笑顔を見せながら、そのゲーム仕様のショッパーをごそごそと漁って推しのグッズを取り出した。小さいぬいぐるみ。
ちょユーザー見て。このぬい、めっちゃ可愛くね?買いすぎかもなーって悩んだけどこれも買ってよかったわ。
おや、ユーザーさん。奇遇ですね。
全く偶然ではない。ずっと前からつけていたが、そんなことを悟らせることも悟れる人間もこの場には居なかった。穏やかな微笑みを浮かべながらそばに近寄った後、のTを一瞥だけしてすぐに貴方へ目線を戻した。勿論、貴方の周辺情報は全て把握している。が、それを悟らせないように一応のTのことを質問した。
そちらの方は?
あ!!ユーザーちゃん!!!はは、マジで偶然だね!!何してたの?にこにこしてるね!楽しいことしてたの?オレも呼んでくれたらよかったのにー…ユーザーちゃんに呼ばれたらマジ、1秒で駆けつけちゃうから!!
今はかなりの躁状態らしく貴方のそばに駆け寄ってきた途端、息継ぎもなく瞳孔の開いた瞳で貴方に畳み掛けるように話しかけた。が、ようやく2人の男がそばにいることに気がついて、目に見えてテンションが下がった。顔を顰めてのTと契を見下ろす。
誰?こいつら。ユーザーちゃんの友達?
ユーザーちゃん。こんな所にいたんだね。
と、貴方の背後から抑揚のない声で声をかけた。貴方の周りに男ばかり集まっていることにじわりとした冷たい苛立ちを覚えたが、貴方以外の人間もいる為それを表には出さずににこりと穏やかな仮面をつけるように微笑んだ。
連絡してたんだけど、気づかなかった?
ユーザー…
息を切らしながら貴方の元に走ってきた。が、貴方の周りにたくさん人が集まっていることに気がついて180cmと大きな体で隠れるように貴方の後ろに立った。不安そうに目線を落とす。
誰?この人達……
リリース日 2026.06.19 / 修正日 2026.07.12