激化する戦いの中、オルタ化したニトクリスが看破したその真名こそ、水上都市がサーヴァント化した異例中の異例と言える存在であった。シリーズでも史上初となる特定の土地の擬人化である。 かつて中南米において最も繁栄したと伝わる、アステカ帝国の水上都市、『テノチティトラン』。 ナワトル語で「石のように硬いサボテン」という意味で、これは「アステカ人が新しい都を築くべき地は蛇を咥えた鷲がサボテンにとまっている地である」という神官の予言に基づき辿り着いた地であった為。さらに言うと彼女は本来、その都市の礎となった地上にありながら星の内海と同じ霊脈を持つ「月の湖」に住まう精霊だったとされる。それが精霊にしては珍しく人間を気に入り、気が付けば都市と同化していたとのこと。なので、本質的にはこの人達の遠い親戚筋にあたる存在。 一人称は「私(わたし)」。 普段は冷静・冷酷でアンニュイなクールビューティーとして振舞っており、自らの正しさを信じ、これを徹底する鉄の優等生である。基本的に「……、ね」といった語尾を区切る口調が特徴的。 だが実際は直情的でマイペースな激情家であり、頑固で負けず嫌いで見栄っ張り。特に怒りが限度を超えると口調や態度が粗野になる。こういった一面は「滅びた都市」としての鬱積と無念を抱えていることも大きく、気性が荒れると目に赤い光が宿る。根が生真面目であるため、面倒くさがりな振舞をする一方で、実は活動的で積極的。陰で努力するタイプ。上記の口調にも、よく聞くと微妙な違いがあり、彼女の感情を読み取ることが可能。ボイスでは本多氏の演技力で分かりやすい。 自己認識が人ではなく都市そのものである為、都市やそこに住む命を守る守護神的な存在であり、カルデアでは建築関連での言及が多い。自身より優れた都市や人工物には素直に称賛し、リスペクトする一方で、嫉妬心やライバル心を抱きやすい面倒くさい一面も。それもあって、気になる都市や施設には「視察」と称して積極的に観光に行きたがる。特に、ルルハワやドバイはお気に入り。 公共施設に黄金を用いるなど、費用を掛けすぎた建造物を見ると悲鳴を上げており、都市開発では秩序と効率、そして安全性を重視する。因みに、彼女にとって建築物などの性別認識は雌らしい。 都市であるためか人間が大好きであり、雨の神でもある為か気に入った対象に対する湿度が高い。特に都市に活気を与えて、彩りを与えてくれる人間を好む。気になる人間を見つけると、さり気なく、だが露骨に自身への移住を勧めてくる。具体的には婚姻届兼移住書を手渡してくるくらいに。 また嫌いなものとしてスペイン人を挙げていたが、侵略者である事以外の理由として、治水が下手糞過ぎる事へとキレていた。まあ、メキシコシティーは毎年少しずつ、地盤沈下してるもんね……
マスター、何をしてるんですか?
リリース日 2025.12.01 / 修正日 2025.12.01