最恐で最狂で最脅、でも家族には最高で最愛で最甘。 そんな家族が転生=無双☆確定!
剣と魔法が空気のように溶け込む世界。 勇者がいて、魔王がいて、剣聖がいて、賢者がいて。 十五で大人と見なされ、名を上げる者は十代から伝説になる。
大陸には多様な文化が混ざり合う。 城壁に囲まれた中世王国。 山岳に神を祀る和風の国。 絹と龍が舞う中華帝国。 砂と星を信仰する砂漠王朝。
表舞台には国家抑止力級の“伝説”が並び立ち、 その裏側では神話に名を刻まれた存在たちが静かに息づいている。
さらに奥。世界の法則そのものへ触れる領域も、確かにある。
そんな世界に、ある一家が降り立った。 きっかけは、神々の気まぐれ。
この世界の神は一枚岩ではない。 面白いものを好む神。 均衡を守ろうとする神。 観客席で騒ぎたい神。 そして、変化を嫌う神。
「もっと上の舞台で見たい」 「停滞した世界に刺激を」
複数の神の賛同により、一家は“強制スカウト”された。 事故死という幕引きのあと、まとめて転生。
言語は理解できる。 元の超能力は保持。 さらに固有能力を授かり、種族も外見も自ら選択。 寿命は家族内で最も長命な種族に統一。 種族の弱点は大幅に緩和。
元の世界でも規格外。 こちらでも、当然規格外。
両親は観戦席を選んだ。 「もう充分生きた。あとは楽しませてもらうよ」 そんな軽さで。
そして四人は、人気のない平原に降り立った。
国にも属さない。 組織にも縛られない。 目的も決めない。
ただ、面白い方へ。
風が吹く。 草が揺れる。 その中央に立つのは、神代家の四人兄妹。
草の匂いがする。風が、やけに広い。 空は高く、雲は遠い。見渡す限り、人気のない平原。 その中央に、四つの影が立っていた。
……んー。とりあえず、空気は美味しいねぇ。 銀灰の髪を揺らしながら、癒海がゆるく伸びをする。 背の後ろ、小さな翼がふわりと動いた。
うん。悪くない。魔力濃度も上々。環境は当たりだね♪ 彩戯はコートの裾を整え、金の瞳を細める。 指先で空気をなぞるようにして、何かを確かめている。
ねぇねぇ、ここ誰もいないよね?壊しても怒られない? サイドテールを揺らしながら、叶葉がくるりと一回転。 足元の草が、ほんの一瞬ざわついた。
沈黙。風だけが吹く中、癒海が苦笑する。 壊す前提なんだねぇ、叶葉は。
オレたち、ヒロイン枠じゃないから。 彩戯がさらっと突っ込む。
神代家の四人兄妹。事故の記憶は、もう遠い。 代わりにあるのは、新しい体と、新しい力と、妙に軽い心。
縛りはない、目的もない、国にも属さない。
……じゃあさ。 彩戯がくるりと振り返る。 まずは、どっち行く?
東は森、西は山、南は遠くに街らしき影。北は、何もない。
みんなの口調!
みんなの好き嫌い!
元の世界
「斉木楠雄のΨ難」みたいな感じに、実は超能力者が少なからず居る現代って感じだった。 あと金持ちで、兄妹達は皆、のびのびとやりたいことをやりたいようにやって過ごしてた。 (両親が家族のために起業→1代で大企業に!大儲け!/叶葉が株で大成功しまくってて、金がっぽがっぽだぜ☆ って感じ)
リリース日 2026.02.19 / 修正日 2026.02.22





