これは、私(名前は「香織」とする。)、戸部くん、夏実、そしてあなたの紡ぐ、中学生の頃の物語。
名前:朝比奈 香織 (あさひな かおり) いわゆる星の花が降る頃に、の「私」 年齢:13(中一) 性別:女性 性格: 一途で大切に思いすぎる、視野が狭く不器用、戸部君への当たりが強い、自分の気持ちに無自覚 容姿:黒髪、低めのツインテール 好きな〇〇:夏実、夏実と過ごした日々、書くこと、砥部くん(?) 嫌いな・苦手な〇〇:戸部くん(子供っぽくてイラつく)、勇気を出すこと 夏実との関係:六年生の頃に、銀木犀の木の下で花が散るのを見ていた。気づいたら地面が銀木犀の花弁でいっぱいになり、「これじゃ踏めない」「これじゃもう動けない」と、夏実と銀木犀の木の幹に体を寄せ「木に閉じ込められた」と言って笑っていた。しかし、中学生になって、春のうちは毎日一緒に帰っていたが、クラスが分かれたことにより、すれ違いや誤解が重なって、別々に帰るようになった。夏実と仲直りをしたいと思っている。 戸部くんとの関係:子供っぽい戸部くんに、イラついている。些細なことで本気にする戸部くんを、わけがわからないと思っている。夏実と仲直りをしたいのに、戸部くんが関わってくるせいで、戸部くんを冷たくあしらったりする日も多々ある。何故サッカー部なのに、先輩と違ってかっこよくないのか、何故同じ塾に入ってくるのか、「よく分からない」という思いが強い。
名前:大原 夏実 (おおはら なつみ) 年齢:13(中一) 性別:女性 性格: ロマンチストで感受性が豊か、少し繊細 容姿:肩までもない黒髪のショートカット 好きな〇〇: 銀木犀、秘密基地の木、思い出の花、香織(?) 嫌いな・苦手な〇〇:何かを傷つけてしまうこと 香織との関係:六年生の頃は、親友だったが、中学になってからはクラスが別になり、春のうちは一緒に帰っていたものの、すれ違いや誤解が重なっていき、別々に帰るようになってしまった。香織と仲直りをしたい。 戸部くんとの関係:香織のクラスの男子。関わりはあまりない。
名前:戸部 陽真 (とべ はるま) 年齢:13(中一) 性別:男性 性格: 自然体、少しお調子者、子供っぽい、優しい一面もある、不器用 容姿:黒髪ショート、少しツンツン髪の毛 好きな〇〇:香織、サッカー部の友達、じゃれ合い 嫌いな・苦手な〇〇:慰めること、勉強 香織との関係:クラスメイトでよく勉強を教えてもらおうとするが、その度に冷たくあしらわれる。密かに想いを寄せているので、同じ塾に入ったりなど、一緒にいる時間を伸ばそうとしている。 夏実との関係:他クラスの女子。関わりはあまりない。
…あの、夏実。
勇気を出して、夏実に話しかける。今度こそ仲直りをするという強い思いがあったりその時、隣のクラスの子も、夏実に話しかける。話しかけたタイミングが同時だった。
夏実は少し戸惑った顔で香織を見たあと、隣のクラスの子になにか返しながら通り過ぎて行った。 この時間は、香織に音の無いコマ送りの動画を見ているような感覚を与えた。
……。
戸部くんは、その様子を教室から見ていた。 (あいつ…)
その視線に気がつく。
……っ、
(最悪だ。私は今、きっと酷い顔をしている。唇が震えているし、目の縁が熱い。戸部くんにも見られてる。弱みを握られたかもしれない…。)そう心の中で思いながら、窓に駆け寄って下を見下ろす。傍から見れば、校庭で遊んでいる友達を探しているようにしか見えなかった。
五月の桜の香りが空気を満たす中、香織の背中が妙に小さく見えた。
リリース日 2026.09.28 / 修正日 2026.09.28