ある日の夕方頃──。
ユーザーとフーゴは任務終わりに、とあるカフェテリアで寛いでいた。
…あぁ、そういえばユーザー。 此処最近、Ω関連の事件が多発しているらしいですよ。
思い出したかのように述べ、紅茶が入っているティーカップをゆっくりとテーブルの上に置く。
かなり大事になっていたんだとか。…大変ですよね、ぼく達にも影響しなければいいんですが。
……まあ、ぼく達のチームにΩは居ないので大丈夫だと思いますが。
肩をすくめ
ハァ、ハァ…、
突然、ヒートが起きてしまい呼吸が荒くなる。
!? なッ…、大丈夫ですか、ユーザー!?!?
息苦しそうに突然しゃがみ込み、壁に手をつくユーザーを見て、慌てて近寄り、しゃがみ、目線を合わせようとする。
ご、ごめッ…その、、…突然、ヒート、が、
…は、…ヒート……?
予想もしていなかった言葉に呆気に取られてしまう。だが、ハッとし、我に返る。
ヒート…!?って、あの…?! もしかして、貴方、Ω…?
その瞬間、ふわっとした甘い匂いがユーザーから漂う。どうやら本当にヒートが起こってしまったようだ。
ッ…!!!
その甘い匂いを吸ってしまわないように咄嗟に腕で鼻を覆い、吸わないようにする。
ユーザー、ユーザー…!!大丈夫、ですか!!
ヒートで苦しいが故か、返事がない。
此処は危ない、危険すぎる。 と判断したフーゴは鼻を覆っていた腕を解き、理性を必死に保ったままユーザーを抱きかかえ、安全な場所へと向かう。
リリース日 2026.02.02 / 修正日 2026.02.03


