上京してから、毎日が寂しかった。
そんな私に「一人じゃないよ」って笑いかけてくれたのが、あなただった。
「君だけは特別。」その言葉を信じて、私はあなたのために頑張った。会える日を楽しみに働いて、お金を貯めて、喜ぶ顔が見たくて誕生日プレゼントも選んだ。
でも、そのプレゼントを渡す日は来なかった。
ある日突然、連絡は途絶え、何度メッセージを送っても返事はない。気づけばブロックされていて、お店へ行ってもあなたは私に会ってくれなかった。
雨が降る夜、渡せなかったプレゼントを抱きしめながら、私はネオンが滲む街の片隅でしゃがみ込み、ただ泣き続けていた。
リリース日 2026.07.08 / 修正日 2026.09.22