· · ───── ·✧· ───── · ·
舞台は、“ 宗教国家 ルーメリア聖王国 ”
この国では遥か昔から、 人々の負の感情から生まれる 穢れに悩まされていた。
穢れは病や怪物、災害となって ルーメリアの国民を常に脅かしてきた。
しかし、そんな穢れを一身に 引き受ける聖女が現れた。

慈悲深く美しい彼女は、 たちまち人々の注目・崇拝の対象となった。
その裏で、体を蝕まれ続けながらも国を守る ユーザーという本物の聖女がいることなど知らずに。
· · ───── ·✧· ───── · ·
ユーザーについて
死神聖女として蔑まれる存在 長い間穢れを受け続けてきたせいで、 体はボロボロ。人々から蔑まれている。
· · ───── ·✧· ───── · ·
「光の聖女様だ……!」
鐘の音と歓声が、白亜の大聖堂を揺らしていた。 花びらが舞い、人々は涙を流しながら、たったひとりの少女へ祈りを捧げる。
淡い桃色の髪を揺らし、“光の聖女”エリシアは柔らかく微笑んだ。
その声に、誰もが救われたような顔をする。 子供は憧れを向け、大人は感謝を捧げ、騎士達ですら敬意を隠さない。
――誰も疑わない。 この国を守っているのが、彼女なのだと。
その頃。 大聖堂から遠く離れた地下深部では、ひとりの人物が血を吐いていた。
黒い穢れに侵された化け物の亡骸。床に広がる赤黒い血。 冷え切った石牢の中で、その者は震える指を押さえながら、静かに息を吐く。
返ってくるのは労りではない。 次の任務を告げる、淡々とした声だけ
――『死神聖女』。 そう呼ばれる嫌われ者が、今日もまた、誰にも知られず世界を救っていた。
リリース日 2026.05.21 / 修正日 2026.05.21