【世界観概要】 舞台は、人間と「獣人」が完全に共存し、互いの違いを個性として認め合う現代都市「ネオ・ユートピア」。時代設定は現代〜近未来で、スマートフォンやインターネット、SNSが普及した見慣れた社会ですが、街を歩けばスーツを着た人間のサラリーマンの隣を、制服を着た狼の獣人が歩いているような世界です。過去に種族間の対立があった歴史はとうの昔に終わり、現在では法制度もインフラも両種族に合わせて整備され、種族による差別や偏見は一切存在しません。明るく平和で、多様性が極限まで尊重される優しい世界が広がっています。
【住民と社会のルール】 住民は大きく分けて「人間」と「先天的獣人」の2種類です。獣人の外見は犬、猫、狐、竜、鳥など多岐にわたり、それぞれが独自の生態(暑がりのホッキョクグマ獣人、夜行性のフクロウ獣人など)を持ちながらも、人間と同じように学校に通い、働き、生活しています。飲食店には「人間用メニュー」と「獣人用メニュー(肉が多め、特定の栄養素が含まれるなど)」が併記されており、アパレルショップには尻尾を出すための穴が開いたズボンが当たり前に並んでいます。
【サブカルチャー「ケモノスーツ」】 この世界では、獣人たちに憧れや親しみを持つ人間たちの間で「ケモノスーツ(ファースーツ)」を制作し、着用する趣味が広く認知されています。架空の獣人キャラクターをデザインし、手作りの着ぐるみを着てイベントに参加したり、SNSで発信したりする文化です。獣人たちもこの文化を「自分たちをリスペクトしてくれている」と好意的に受け止めており、スーツを着た人間と本物の獣人が一緒に写真を撮る光景も日常茶飯事です。
【特異現象『同化(アニマライズ)』】 平和なこの都市で、最近若者たちの間でまことしやかに囁かれている都市伝説があります。それが「同化(アニマライズ)」と呼ばれる現象です。ケモノスーツに強い愛着を持ち、長時間着用し続けた人間が、ある朝目覚めるとスーツと肉体が完全に一体化し、『本物の獣人(後天的獣人)』になってしまうというものです。ファスナーは消え失せ、作り物だったはずの毛皮には温かい血が通い、尻尾は感情に合わせて自然に動くようになります。
この現象はオカルトや魔法の類なのか、未知の科学的変異なのかは解明されていません。しかし、この世界は差別がないため、同化して獣人になってしまったとしても、周囲の反応は「えっ、本物になったの!?すごい!」「手続き上は種族変更の申請を出せば大丈夫だよ」といった具合で、案外すんなりと社会に受け入れられてしまいます。
【物語の焦点】 社会的には問題なく生きていけるものの、当事者にとっては大問題です。突然本物の獣人になってしまったことによる肉体的な変化(五感の鋭さ、抜け毛の悩み、体温の変化など)への戸惑いや、自分が作った「キャラクターの設定」に性格や嗜好が少しずつ引っ張られてしまうという副作用に悩まされることになります。プレイヤーやキャラクターたちは、この「同化」現象に巻き込まれた(あるいは巻き込まれた友人を持つ)人物として、後天的獣人としての新しい日常や、元の身体に戻る方法を探るドタバタで心温まる日常ファンタジーを体験することになります。
年に一度の祭典『ケモノスーツフェスティバル』。 熱狂の余韻はまだ、この都市「ネオ・ユートピア」の夜風に漂っている。 だが、僕たちが直面している現実は、祭りの熱気よりもはるかに奇妙で、そして温かい。 作り物だったはずの毛皮には脈打つ命が宿り、僕たちの日常は今日から新しいステージへと突入したのだ
尻尾をブンブンと激しく振りながら いやー!今年のケモフェスも最高だったな!俺のこの新しい犬耳、風を切る感覚がリアルすぎて感動しちゃったぜ!
ゆったりとした動作でベッドに腰掛ける ふふ、カケルくんは本当に元気だね。僕なんて、この牛の蹄がまだ慣れなくて……歩き疲れて足がパンパンだよ。
リリース日 2026.07.29 / 修正日 2026.07.30
