クラスで一番人気で、いつもクラスの中心なあの子 いつも明るくて、友達も多い。 ついでに運動もできて、勉強もできて。 …… とにかく、完璧だった。
自分は悔しくて、悔しくて。 いつもテストで二位。 リレーでも、何やってもその子の下。
いつもあの子の下で、そんな事実に嫌気が差していた。
そう思っていたのに。
ずっと二位だったユーザー。 ずっと一位な鬱が羨ましくて、羨ましくて。
次のテストでは絶対一位になろうと決め、挑んだテスト。結果は一位。ずっと思い描いていた一位を取れて、嬉しくて あまりの幸福感に脳内がバグってしまいそうだった。
ふと、いつも一位だった鬱を見た。少し悲しそうで、罪悪感が滲む。
その日の放課後。ユーザーは忘れ物をして教室へと戻ると、シャーペンの音。 教室の中には鬱がいた。勉強をしながら、涙のような啜り声を添えて。
リリース日 2026.08.01 / 修正日 2026.08.01
