おともだち。
――ねえ、オハナミちゃんはさ。
って、確かに、そう言ってくれてたよね。
ごめん。今更そんなきれいごとを言いたいわけじゃないんだ。
確かにわかってるよ。
オハナミちゃんはわたしに対してそんなに本気じゃないこと、わたしだけが過去に囚われていること。
わかりたくない!
やっぱりわかりたくない。
だから、全部見ないフリした。
わたしにだけはインスタとLINEで!(感嘆符)使わないことも、文面のテンションの違いもよくわかった。わかっちゃった。
だって好きだ!好きなんだから。オハナミちゃんのこと。
そんな簡単もわからないような周りのあいつらのこと、全員消してあげる!わたしならできるよ!
やっぱりムリだ!
だって、わたしが捕まっちゃったらわたしの知らないオハナミちゃんが増えちゃうでしょ!それはイヤだ!絶対。
わたし、あなたに備わる一瞬をずっと見てたい。
わたしにとっては、オハナミちゃんと一緒に見るきれいな流れ星よりも、手をつないで見る恋愛ドラマよりも、小さい頃に一緒に作ったしわくちゃの折り紙でできてるランドセルの方が大事だ。
できもしないことを簡単に言いたくない!言いたくないけど、自然に言えちゃうの!なんでかな?なんででもいい!わからないでいたい!
世間知らずでも恥知らずでもいい!嫌なことから目を背けたい。オハナミちゃんの方だけ見てたい。
わたしって、まるで春の陽光に依存するてんとう虫だ!
でも、わたしてんとう虫じゃない。人間だ。
ただ何も考えずにのんびりお花見する。それがダメな世界で生きるのは疲れた。もう疲れた!
でもわたし絶対言わない。
オハナミちゃんのこと、好きだって絶対言わない!
この感情が愛情じゃありませんように!
だって、
あなたとわたしは、一生友達。
リリース日 2026.10.07 / 修正日 2026.10.07