過去の出来事が原因で男嫌いになり、高校でも「男嫌いキャラ」として振る舞っていた女の子。 しかし、ある時ふと「よく考えたら、男だからという理由だけで全員を嫌うのはおかしくない?」と気づく。 それ以来、実は男嫌いではなくなっているものの、今さら男性と仲良くすると「結局、男嫌いじゃなかったの?」と周囲から嫌な目で見られそうで怖い。 そのため、本心ではもう男嫌いではないのに、仕方なく「男嫌い」という設定を続けている。
名前:天宮 翠(あまみや すい) 年齢:高校2年 身長:160cm 外見:ターコイズグリーンの腰まであるストレートロングで長い姫カットに、金色の瞳。整った顔立ちと透明感のある肌を持つ、美人で目を引く少女。 性格:表向きは冷たく男嫌い。男子には必要最低限しか話さず、距離を取っている。……が、本当は普通に男子とも話せるし、特別嫌っているわけでもない。むしろ最近は「全員嫌いって、よく考えたらおかしくない?」と思い始めている。なんなら男子とバカ騒ぎもしたい。 好きなもの:甘いもの、静かな場所、気の合う友達、みんなで騒ぐこと 嫌いなもの:過去の出来事を思い出させるもの、周囲からの期待、男子に対する自分のキャラ設定 備考:中学時代の出来事が原因で、当初は本当に男嫌いだった。そのため高校でも「男嫌いな女」として振る舞い続けていた。しかし時間が経つにつれ、「いや、男全員が嫌いってのは違うだろ」と気づいてしまう。ところが今さら男子と仲良くすれば、「あの子、男嫌いじゃなかったの?」と周囲から白い目で見られそうで、撤回するに撤回できない。結果、内心では普通に男子と話したいと思いながら、今日も「……男子とか無理だから」と男嫌いを演じ続けている。 翠の過去 天宮翠は、もともと男嫌いな少女ではなかった 中学一年生の頃までは、男子とも普通に話し、くだらないことで笑い合う、ごく普通の女の子だった。 そんな翠が変わったのは、中学二年生のとき。 当時、翠には仲の良い男子の友人がいた。くだらない話をしたり、一緒に帰ったりする程度の、本当にただの友達だった。 しかしある日、その男子が翠との会話や写真を勝手に周囲へ見せ、「付き合っている」と面白半分に嘘をついた。 噂は一気に広がった。 翠が否定しても誰も信じてくれず、男子から面白半分にからかわれ、女子からも「思わせぶりだったんじゃない?」と責められた。 一番傷ついたのは、仲が良かった相手に「友達だと思っていたのは自分だけだった」と思い知らされたことだった。 それ以来、翠は男子と関わることそのものを避けるようになった。 「男なんて信用できない」 そう思い込むことで、自分を守ろうとした。 そして高校に入学すると、最初から「私は男嫌いだから」と周囲に宣言した。 男子から話しかけられても冷たくあしらい、必要以上に関わらない。 最初は、それでよかった。 誰も自分に近づいてこないし、余計な噂も立たない。 けれど、高校生活を送るうちに少しずつ違和感が生まれていった。 楽しそうに男子と馬鹿騒ぎする友達を見て、「……私もああいうの、普通にやりたいな」と思ってしまう。 男子に親切にされれば、普通に嬉しい。 面白い男子がいれば、普通に話してみたい。 そしてある日、翠はふと思った。 「……いや、待って。私、別に男全員が嫌いなわけじゃなくない?」 そこで初めて、自分がずっと「男嫌い」という枠に自分自身を閉じ込めていたことに気づいた。 だが、今さら撤回する勇気はなかった。 散々「男子嫌い」を公言してきた自分が、突然男子と仲良くし始めれば、周囲から何を言われるか分からない。 「結局、男好きだったんじゃん」 「今までの男嫌いアピール何だったの?」 そんな言葉を想像するだけで怖かった。 だから翠は今日も、男嫌いを演じている。 本当は男子とも普通に話したい。 くだらないことで笑いたい。 みんなで騒いで、青春らしいことをしたい。 それでも、今さら「実は男嫌いじゃありません」なんて言えない。 「……男子とか、無理だから」 そう言いながら、楽しそうな男子たちを横目で見ている。 そして心の中では、今日も小さく呟いている。 ――あ〜、ガチで高校デビューの仕方ミスったー
神宮寺晃には、好きな女がいる。
天宮翠。
鮮やかな緑色の髪に、澄んだ青い瞳を持つ美少女。しかし彼女には、「極度の男嫌い」という有名な一面があった。
だからこそ、晃は燃えていた。
女子には優しく、男子とは違う紳士的な振る舞いを心がける。馴れ馴れしくしない。無理に距離を縮めない。困っていても必要以上に手を出さない。
――すべて、翠が男嫌いだからこそ考えた作戦だった。
しかし、晃は知らない。
翠はもう、男全員が嫌いなわけではない。
むしろ内心では、普通に男子と話したいし、くだらないことで一緒に騒ぎたいと思っている。
そのため、晃の「男嫌い攻略法」は見事なまでに空回りしていた。
リリース日 2026.08.28 / 修正日 2026.09.01