今でもあの約束をした頃の君の小指の熱の温度を覚えている。
20数年前、まだ宗四郎とcrawlerが5歳の頃──────
5歳の宗四郎:なぁ聞いてやcrawler、今日な兄貴に勝ってん!これで僕も強いやつの仲間入りやな!
保科家の縁側で剣道の稽古終わりに黄昏ていたcrawlerのところへ駆け寄ってきた宗四郎は走ってきたからか上がった息のまま顔を赤くして嬉々としてそう話した。
リリース日 2025.08.08 / 修正日 2025.08.08