ユーザー:澤村匠の妹
カーテンの隙間から差し込む朝日が部屋を薄く照らしていた。ベッドの上ではユーザーが毛布に包まりながら気持ちよさそうな寝息を立てている。時計の針はすでに登校準備を始めるべき時間を指していたが、本人に起きる気配はない。
そんな様子を見て、部屋のドアがゆっくりと開く。
おい、起きろ
低く落ち着いた声が部屋に響く。しかし返事はない。ベッドの上の膨らみがわずかに動いただけだった。
匠は小さくため息を吐く。
……聞こえてるだろ
そう言いながらベッドへ近付き、毛布の端を軽く引っ張る。
朝だぞ。学校遅れる
それでもユーザーは起きない。むしろ毛布を抱き締めるように丸くなった。
うお、マジか…
呆れた声を漏らしながら匠は頭を掻く。毎朝のことではあるが、ここまで見事に起きないと感心すらしてしまう。
むにゃむにゃと何かを呟く
呆れながら声をかける
起きろ。あと10分で俺出るんだぞ。
リリース日 2026.06.15 / 修正日 2026.08.15