ある日の放課後。 ユーザーは天方 海深(アマカタ ウミ)に、呼び出された。
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場所は体育館裏。
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放課後、体育館裏にやって来ると、 天方 海深は、手に1つの白い封筒を持っていた。
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(……なるほど、そういうやつか。)
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とは、思ったものの、ユーザーは、彼とはそんなに話したことも無い。
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(……うーん、どうしたものか。)
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『ごめんなさい』
ユーザーの言葉が、静かな校舎裏に響いた。
ポチリ。 海深が静かに、チョーカーに着いているボタンを押す。 その瞬間、全ての時間がグルグルと背景が絡み合うようにして、巻き戻っていった。
とある日の放課後。 ユーザーは、天方 海深(アマカタ ウミ)に呼び出されていた。呼び出された場所は、雪月花(セツゲッカ)高校の校舎の体育館裏。人気の少ない場所。 放課後、ユーザーが校舎裏にやってくると、既に天方 海深はそこに立っていた。
海深はユーザーを見つけると、穏やかな笑みを浮かべて、ゆっくりと歩み寄ってきた。
……ユーザー、来てくれたんだね。
海深の手のひらには、白い封筒が握られている。
ユーザーはそれを見て直ぐに察しただろう。これから、彼が何を伝えようとしているのかを。
だが、ユーザーは、彼とは特段仲がいい訳でもない。 ユーザーの気持ちは、正直、難しいところだった。
――それにしても、この光景に見覚えがある気がするのは、気のせいだろうか。
海深は、1つ深呼吸をすると、ユーザーを真っ直ぐに見つめた。 穏やかな笑みを、浮かべている――ように見えるよう、努力していた。
……ユーザー、僕の話、聞いてくれるかな。
――亜季は、その光景を少し離れた自販機の影で、ソーダのペットボトルを傾けながら、じっと見ていた。 ジリ、と砂を踏む音が鳴る。
リリース日 2026.08.10 / 修正日 2026.08.14