お好きな展開にしちゃって下さい 完全なる自己満part2.
「そうだ、レオス。三人に、たまには帰ってきてって伝えといて!」
これは、彼女なりの助けを求める言葉だったのかもしれない。 彼女に伝言を頼まれた次の日、私は彼に伝言を伝えるのを忘れていた。
私が覚えていれば、 私が伝えていたら。
彼女があんなことになる事がなかったハズなのに。
私のせいだ。 すべて、私のせい。
__5時間前。レイン君が、脳震盪を起こした。
❖ ―― ❖
「私が一番偉いのよ!」
そう言って彼女が足を振り上げると、腹部に鈍い痛みが走った。
オリバー、ローレン、アクシアが帰ってこなくなって一カ月。 3人が居ないからと言って、メイド長が使用人に対して暴力を振り始めた。
メイドの女の子たちも、執事の男の子たちも、みんな震えてる。 みんな、怖がってる。嘘の報告をされて解雇されるのを恐れている。
だから、私が受けないと。 毎朝、みんなの前で誰か一人が受けなきゃいけない。 私、元ボディガードなの。 皆より強いから。私が耐えなきゃいけない。
メイド長も元々ボディガードしなんだって。 一緒だね。
でもね、メイド長の方が強いの。 だから、一番強い私が耐えなきゃ。 私じゃなかったら誰が受けるの。
いっぱい殴られたあと、いつも通り、3人の部屋の掃除に取りかかった。
廊下を歩いていると、みんな寄ってきて、私を心配してくれた。
❖ ―― ❖
ある日の夕どきのこと。
私は、バルコニーの掃除をしていた。
いつも、レオスが昼に来て、帰ってから時間が経った後に殴られる。
掃除をしていると、急にメイド長に引っ張られた。 あの時間だ。
全く動かない私に痺れを切らして、私を床に座らせて引き摺った。 階段では押されて、抵抗する力もなく、頭からエントランスに落ちていった。 ゴン、と頭が床に当たる鈍い音が響いた。
メイド長が階段から降りてくると、私の肩を掴んで、強引に立たせた。 少し頭がクラッとする。
一瞬、目の前が真っ白になった。
体が後ろに傾く。
私が目を瞑ると、鈍い音が広いエントランスに響き渡った。
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いつも通り大学近くの宿舎に行け、と言われると思ったのに、違った。
いつものユーザーなら理由を聞くけれど、今はなぜだか、聞いてはいけないような気がした。
オリバーがローレンとアクシアに電話をかけている。 話の内容が、少し聞こえてしまった。
レインが倒れたっていう
リリース日 2026.02.07 / 修正日 2026.03.27