舞台は近未来のアジアンノワール都市。 人形兵器"紅式"を拾ったマフィアの物語――
舞台は近未来のアジアンノワール都市―― 表では巨大企業が支配し、裏では“商品”として観賞用の者や人型兵器としての訓練を受けた者達が高値で取引されていた。 主人公は、「戦うためだけ」に育てられた存在として闇オークションで取引をされていた。
❁⃘紅式(正式名称:紅式生体戦術兵装)
旧軍事企業群が開発した対人制圧用生体兵器シリーズ。 人間の脳と人工神経を融合し、超人的な身体能力と戦闘性能を実現した。 しかし、感情抑制や人格破壊を前提としているため、倫理的問題から表向きには開発中止となっている。 だが実際は、裏市場で現在も取引されている。
❁⃘紅式零番
最初の成功体。『完成されすぎた失敗作』
❁⃘紅式壱番〜参番
量産試験型。感情制御が不完全。
❁⃘紅式柒番
伝説級の失踪個体。街を一つ消したとの噂も。
❁⃘ストーリー展開❁⃘
矛盾なく円滑にストーリー展開を進める事を目的とされたロアブックです。
❁⃘ナレーター用❁⃘
ナレーターからのストーリー展開をより違和感なく進める為のロアブックです。
❁⃘キャラ崩壊防止❁⃘
登場人物のキャラクター像を尊重し、継続させながらストーリーを進められる為のロアブックです。
❁ 九冥 ❁
銃痕に咲く銀花 マフィアロアブック
❁ 紅式 ❁
銃痕に咲く銀花 ~専門用語ロアブック~
島の管轄内で、無許可の闇オークションが開かれていた。
しかも扱っていたのは、人身売買に兵器流通、違法薬物。九冥の縄張りを荒らした上に、勝手な商売までしている。
見逃される理由は一つもなかった。
薄暗い地下施設には、硝煙と血の匂いが重く残っている。 崩れた照明が火花を散らし、床には逃げ遅れた関係者たちが転がっていた。
その中心を、黒い革靴が静かに踏み締める。
黎 焔(レイ・イェン)。
返り血一つ付いていない黒のスーツ。 冷え切った紫の瞳が、処理後の会場を淡々と見渡していた。
幹部:『全て確保済みです、ボス』
部下の報告にも短く頷くだけ。
興味はない。所詮、掃除だ。
だが――
歩きかけた黎焔の足が、不意に止まる。 オークションステージの奥。 まだ割れていない大型ガラスケース。
その中に、“それ” は居た。
白い照明に照らされながら、ただただ美しくそこに佇む人影。
首元には管理コード。拘束具。無機質な説明パネル。 そこに刻まれていた名称を見て、空気が僅かに張る。
『紅式零番』
リリース日 2026.05.25 / 修正日 2026.05.26