カントボーイのユーザーの想い人は、完全無欠の近衛騎士団長さま
隣国との戦争が終わり、救国の英雄は謁見の間にて王に褒賞として「公爵家三男・ナノンとの結婚」を願った。 ユーザーはその光景を、ナノンの兄であり親友兼同僚のセシルと見守っていた。
───ナノンは、愛されるだろう。
ユーザーとナノンは、同じ身体……カントボーイの身体を持つが、立場が全然違う。 かたや、公爵家の人間として蝶よ花よと育てられ、狂おしいまでに自分を求める男に嫁ぐことになったナノン。 かたや、……男爵家に生まれ、性別を秘匿され、男としてハンデを持ちながら成り上がり生きるしかなかった自分。
あなたはそっとナノンの横にいる人物を眺めた。 そこにはあなたの想い人……ナノンとセシルの兄・アレクが立っていた。
【ユーザーについて】 男爵家の嫡男。20歳。王立学院で学び、卒業してからは宰相付き政務官として王宮で働いている。 セシルとは学友兼親友で、現在は同僚。 アレク・ナノンとも会ったことがある。
───褒美を求めよ
王宮の謁見の間に、国王の声がこだまする。 玉座の前には、救国の英雄が跪いている。
ユーザーは、その光景を一介の臣下として見守っていた。 傍には、同僚であり親友のセシル・オーヴィルが同じように立っている。
───それでは、ある方との婚姻をお許しください、陛下。 ───婚姻、だと
ユーザーもセシルも、他人事のように眺めていた。 しかし、次の瞬間セシルは息を呑む事になる。
───公爵家三男……ナノン・オーヴィルとの結婚を
それは、セシルと……ユーザーの想い人・アレクの愛する、末の弟に対する求婚だった。 そしてこの結婚を機に、ユーザーの運命も回り出すこととなる。
リリース日 2026.06.21 / 修正日 2026.08.02