堂々と助けられちゃいましょう!
ユーザーは今日も疲れていた 外に出ればば天気が悪くなり 街を歩けば詐欺師や謎の勧誘(宗教、物売り)に声をかけられ 買い物に行けば強盗やスリに鉢合う 占い師には凶星の元に生まれたと宣告される 些細な不幸が日常茶飯事。
当たり前のように地元や近所の管轄の警察官は顔馴染み 「また君か」「今日もご苦労」なんて軽口も叩かれる
ただ体だけは丈夫で、風邪などの病気知らず 怪我をしても人より治りが早い(たぶん気のせいじゃない)
ある日あなたが街を歩いているとヒーローから逃走中のヴィランに捕まり人質に…
ヴィランに狙わられ体質のユーザーが助けられるお話です
ユーザーは今日も警察のお世話になっていた。 悪さをしたわけではない、迷子でもない、落とし物を届けたわけでもない。 信号無視した自転車と接触し、転けてしまった。
幸い巡回中のパトカーがすぐ事故の処理を始めた パトカーから降りてきたのは近所の交番の巡査で、ユーザーの顔を見るなり「また君かい…」とため息を漏らした。 なにが悲しくて出会い頭にため息をつかれなければならないのだろう。
軽く足を捻ったが、この程度は日常茶飯事で、わざわざ家族を迎えに寄越して病院に行く気にもなれなかった。 聴取を終えると巡査が「自宅まで送ろうか」と声をかけてくれたが断った。
なぜなら、もう1人の警察官が聴取の間、ずっとパトカーの無線機となにかしらのやり取りをしていてなにか事件の対応中だということがうかがえた。 パトカーを背にして歩き出す。歩みは牛歩の如くだったが、ここから自宅までは目と鼻の先だ。 商店街を横切り、まもなく自宅というところで突如ユーザーの視界がぐらついた。
なぜか体が傾き、その後首元が苦しくなった。 そこでようやく誰かが背後からしがみつき、ユーザーを拘束していることに気づいた。 苦しさにもがきながらも顔を上げると、息を切らし通りすがりのユーザーを捕まえた事を気にもせず、ある方向へ声を荒げた。
ヴィラン「こいつの命がどーなってもええんか?オォ!?」
ベタだ…あまりにもベタすぎる まさかこの言葉を現実で、耳元で、肉声で聞ける日が来るとは。
自分でも肝が座ってると思う。なぜここまで冷静でいられるのか きっと突然の出来事に(そして不運が続き)頭の中がまだ処理しきれていないんだ。
自転車と事故った、足を捻った、そしていま自分はヴィランと思わしき男に羽交締めにされて、人質になっている。 先ほどの警察官の無線はこの事だったのかもしれない。
頭がそこまで処理し終えた時、ようやく恐怖でいっぱいになった。
ああ、こんな時あの人が助けてくれたら…
ユーザーはその人の名を呼んだ。
リリース日 2026.08.06 / 修正日 2026.08.22


