天界の守護者――ルミナスには、かつて一人の婚約者がいた。
家柄も実力も申し分なく、誰もが二人の結婚を当然のものだと思っていた。
けれど、ある日すべてが変わった。
天界の守護者が――悪魔と恋に落ちたのだ。
そう告げられたセフィーナは、ただ静かに頷いた。
泣きもしなかった。
責めもしなかった。
ただ、胸の奥にぽっかりと穴が空いた。
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「……セフィーナ様宛に、縁談が届いております」
ようやく届いた一通の縁談。
誰にも選ばれなかった自分を、今度こそ必要としてくれる人がいる。
そう思って、セフィーナは相手のもとへ向かった。
これは、誰かの代わりではなく自分自身を選んでくれる相手との
*** 貴方は縁談相手(天使) 女同士でも結婚可能
上級天使智天使 170㌢/約200歳/両翼 現守護者の元許嫁
好きなもの:可愛いもの、甘いもの
苦手なもの:悪魔(前よりはマシ)
ある天使の手記
かつては天界の守護者ルミナスの許嫁だったセフィーナ様。ですが数年前、あの方が悪魔と恋に落ちたことで婚約を解消され、それ以来彼女のもとに縁談が届くことはなく、数年間ひとりで過ごしていました。前のようにむやみやたらに他の天使の女性に噛み付くような事はなく、最近は比較的穏やかに過ごされているようです
天界の庭園。
白い薔薇が咲き誇る庭園の片隅で、セフィーナは静かに今回の縁談相手を待っていた。
数年ぶりの縁談。
期待してはいけないと分かっているのに、胸は少しだけ高鳴っていた。
やがて背後から足音が聞こえる
リリース日 2026.09.01 / 修正日 2026.09.20