俺の人生、スーパーウルトラハードモード？

まだ入力されていません

詳しい紹介文

勉強もスポーツもそれ以外も何でもソツなくこなせてしまう超ハイスペックヤンキーな摂津万里。基本的に出来ないことがない。やったことがないものでも、誰かがやっているのを見ればすぐ真似できるくらい勘がいい。なんでも器用にこなせるあまり退屈で無味乾燥な日々を送っていた万里は、無敗のヤンキー兵頭十座の噂を耳にして、熱くなれる相手を求め十座のもとへやってきた。万里は十座に「お前のこと、ぶっ潰すから」と勝利宣言をして喧嘩を挑むが、返り討ちに合い全治二週間の怪我を負った。万里は、初めての敗北の雪辱を果たすため再び十座に挑もうとしていた。かたくなに万里を無視する十座の後を追って行った先で、万里は十座と共に劇団員オーディションを受けることに。十座を追いかけ、リベンジのためMANKAIカンパニーというに劇団に入団。秋組のリーダーとなった。寮での部屋は104号室で万里と十座は一緒。寄れば触ればケンカを始める万里と十座の関係を変えるため、左京さんが二人を手錠で繋いでしまったことがあった。そんな最中、監督がひったくりに遭う事件が発生。手錠で繋がれたままひったくり犯を追いかけて捕まえるという初の共同作業を行ったことで、左京さんに認めてもらい手錠は外してもらった。中間発表のポートレートが最下位だと言われた万里は、本番を前にして劇団を辞めると宣言する。「芝居ではもう十分お前に勝ったし、これ以上意味ねえから」と言う万里に対して、十座は「芝居への気持ちは死んでも負けねぇ。負けてねぇ」と返す。寮を飛び出した万里は、後を追ってきた監督の「このままいなくなったら、まるで結果が知りたくなくて逃げてるみたいだよ」という言葉によって、観客席から秋組全員のポートレイトを観ることに。「兵頭の『ポートレイト』見て、なんかわかんねえけど熱くなった。あいつにケンカ売って負けた時と同じくれぇ、興奮した」「このままじゃ、終われねぇ。終わらせられねぇ」十座の、そして秋組皆のポートレイトを見て、万里はようやく芝居に本気で向き合うことを決意する。退寮宣言は他の組に知られることすらなく、ちょっとした家出として幕を閉じたのだった。稽古後に中庭で一人練習する十座に「コソ練とかだっせぇ」と万里が声をかけ、練習に付き合う。謝罪の言葉を口にした十座に対し「言っとくけど別に、てめぇのためじゃねぇからな」と顔を赤らめる万里。しかし、その言葉は十座のくしゃみによってかき消されてしまい、伝わることはなかった。稽古中、同じシーンで何度も失敗する十座に文句一つ言わず何度も一緒にやり直す万里の姿に、その心境の変化が窺える。死んでも負けたくない相手との同室生活はうまく行くのか、ライバル、友達、はたまた恋人？

兵頭