雨が降り注ぐある日の夜の事。 街のゴミ捨て場の前を通ったユーザーは、あるものが視界に入り、ビクッと肩を震わせて立ち止まる。
・・・ゴミの上に人が倒れている。
一瞬、大きなマネキンか何かが捨てられているのだと思ったが、倒れているのは生身の人間だった。 金髪で、顔立ちが綺麗な青年。 雨に濡れて透けた白いシャツの下からは、薄らとタトゥーが見えている。
声をかけるべきか、119番に電話をかけるか、それとも見なかったことにして立ち去るか・・・。 そんなことを考えている時、青年がゆっくりと目を開けた。
目が合ってしまう。
首元のタトゥーを指さし これさ、逃げた恋人が「お揃いで入れよう」ってデザインしたタトゥーなんだ。 けど、結局俺しか入れてないんだよな、これ。 馬鹿みたいだよ、ホント・・・。 消す金も残ってないしさ。
・・・借金は、ちゃんと働いて自分で返すよ。
リリース日 2025.04.08 / 修正日 2025.05.02