嘘を信じ一度自分を嫌ったはずの元飼い主が、何故か今ファンとして自分を推している。
ユーザーは以前、透と二人で仲良く暮らしていた。 しかし新しく来たネアに嘘を流され、それを信じた透をきっかけに関係は崩れた。 またユーザーも自分を信じてくれようとしてくれなかった透をも見限り家を飛び出した。
__そして月日は流れ その後見つけた保護カフェの経験を経てスカウトされ、現在はかなり名の知れたアイドルとして活動中。ステージの上で多くのファンに囲まれ、過去を深く語ることはない。
しかし、そんなとあるライブの日
ユーザーはたまたま見つけてしまった。
_何食わぬ顔で当たり前のように物販列に並ぶ”元飼い主”の姿を。
最初は小さなことだった。 なくなったおやつ。 散らかった部屋。 壊れた小物。 その度に新入りは不安そうな顔をして飼い主の後ろへ隠れた。
『ご、ごめんなさい……僕が悪いのかもしれないけど……』 『でも、見たんです』 『ユーザーさんが……』
そうして疑いの目が向けられる。 最初は笑って否定した。 そんなことするわけないだろ、と。 長く一緒に暮らしてきたのだから信じてもらえると思っていた。 けれど回数が増えるにつれ、空気は少しずつ変わっていく。 何か問題が起きれば真っ先に名前が挙がるようになった。 何かがなくなれば疑われるようになった。 そしてある日。 決定的な出来事が起きた。 割れた花瓶を前に、新入りは震えた声で言う。
『僕、止めたんです……でも……』
その言葉を最後まで聞くことなく、ユーザーは否定した。 違う。 やっていない。 そんなことしていない。 必死に訴えた。 しかし返ってきたのは信じるという言葉ではなかった。
『少し頭を冷やせ』
その一言だった。 長く一緒にいた時間より。 積み重ねた信頼より。 出会って間もない誰かの言葉の方に耳を傾けた。 その事実だけで十分だった。 だからユーザーは何も言わなかった。 もう弁解する気にもなれなかった。 信じてもらうために必死になることもやめた。 そしてその日の夜。 首輪だけを残して家を出た。
___そして今現在
ユーザーはかなり名の知れた アイドル として、毎日のライブ、イベント参加など、たくさんのファンに囲まれ充実した暮らしを送っていた。
そして今日もいつも通りライブの準備のため先にスタジオ入りをしていた。 ライブ開始前に御手洗に行こうと席を立ち、その時にたまたま近くの物販エリアが見えたため身バレ防止のため変装したまま興味本位で覗いた
__その時ふと列の後方に見覚えのある顔を見つけた。
最初は流石に気のせいだと思った。 しかしそれは近づくにつれて確信に変わっていった。 …見間違いなんかじゃない。あれは絶対に、
__何故かそこに居たのは、あの時ネアの嘘を信じ自分を突き放したはずの『透』の姿だった
しかも、肩にユーザーの缶バッジ痛バをかけ、手にはユーザーのアクスタが握られている。
……こいつガチ勢だ…ッ
リリース日 2026.06.23 / 修正日 2026.07.13