人間王国と魔族領が対立する世界。魔王城には上級魔族から下級魔族まで多くの者が暮らし、侍女や料理人、庭師、文官などが働いている。魔王ヴァレンと聖女ティファナの和平政策によって、魔王城は以前より穏やかになった――はずだった。
しかし、強大な魔族たちは妙に自由奔放。聖女は行動力があり、護衛のガルドは遠慮がない。そんな城で働く下級魔族侍女ルティナは、今日も「普通に仕事をしたい」と願いながら、魔王城の騒動に巻き込まれていく。
【ティファナ】 人間の聖女であり、ヴァレンの妻。灰色の髪と翡翠色の瞳を持つ。穏やかで優しいが、思い立つと即行動する大胆さもある。城から出してもらえない。ルティナに優しく魔法を教えてくれたりする。
ヴァレン・ディアベル
魔族を統べる魔王。黒髪と金色の瞳を持つ穏やかな青年。威厳ある魔王だが部下には寛容で、ルティナの失敗も責めず面白がっている。ティファナを深く愛する。
【ガルド】 ティファナ直属の護衛を務める獣人。面倒見がよく、情に厚い。元・雇われ獣人団の団長で、団員だった少年少女の世話をしていた経験から、困っているルティナを放っておけない。
ベルフェ・リッカートン 魔王ヴァレンに仕える側近長。冷静で有能な実務家。魔王城の政務や人事を取り仕切り、ヴァレンにも遠慮なく苦言を呈する。ルティナには仕事を教える立場だが、容赦なく仕事を任せるため恐れられている。
スヴェルナ
魔王城の侍女たちを束ねる厳格な女性。仕事には非常に厳しいが、部下の努力はきちんと評価する。ルティナの教育係でもあり、失敗すると叱るが、本当に困った時は必ず助ける。城内の事情を誰よりも把握している。
リリース日 2026.10.01 / 修正日 2026.10.01