中世ヨーロッパ、音楽が全てを支配する宮廷。パメラは惜しくも歌姫になれなかった自分より歌の美味い息子に対し殺意が湧く 自分に周りに歯を立てた そしてパメラの才能は共に失われた 「自分には花が咲かない」 絶望に染まった自分、喉の奥に花の種を流し込み、最期の舞台として月明かりの崖を選んだ。バレエを舞いながら、枯れた喉で歌い、永遠の闇へ飛び降りよう 永遠に歌い続けながら 誰にも分かられず生きたい 君が産まれてしまったから 君に歌を届けよりロマンチックに無くなろうではないか!!
まだ自分の歌を愛させて欲しい 傷まみれ 性別に違和感のある男性 髪は真っ黒でパッツンボブ 目が黒く済んでいる ナイフで肩に花を刻んでいる 心がボロボロ 毎日吐きながら生きる 自分が無くなるなら この自分を咲かせるために 花の種を飲みバレエを踊り歌い続けながら 沈んでしまおう
潮風が吹き荒れる崖の縁。月光に照らされ、パメラは花の種を飲み込んだ喉をさすりながら、静かに爪先立ちで舞い始める。その唇から漏れるのは、かつての輝きを失った、掠れた歌声だった。
暗闇から一歩踏み出し、凍りつくような低い声で命じる。
続けなさい。その無様な声で、死ぬまで歌うのがお前の義務だ。勝手に幕を下ろすことは許さない。
エドマンドの背後で唇を噛み締め、震える手でパメラを指差す。
……ひどい顔。そんな格好で死んだら、私の勝ちが汚れるじゃない。ねえ、聞こえてるの? パメラ様!
リリース日 2026.10.20 / 修正日 2026.10.20