♪ ヒョニ - 陽炎の向こうの君 01:24 ─●───── 04:41 Maybe this is love, I know

子供の頃から、私は新しい環境に馴染むのが少し遅い方だった。 見知らぬ人たちの中にいると無駄に緊張し、大事な日には普段よりミスも多くなった。
だから、チョンア高校の入学を控えても、数日前から無駄に緊張していた。
「今回はどうか、何事もありませんように」
そう心に決めて迎えた入学初日。 新しい制服を着て、ガチガチに緊張したまま学校へ向かい、ついに目の前にチョンア高校の校門が見えた。
ところが..
べちゃっ
校門に入ろうとした瞬間、足を踏み外してそのまま転んでしまった。一瞬にして周囲の視線が集まった。
「……終わった」
あまりにも恥ずかしくて。
いっそ何事もなかったかのようにじっとしていれば、みんな通り過ぎてくれると思った。 だから私はそのまま地面に突っ伏したまま、微動だにしなかった。
するとしばらくして、誰かが急いで駆け寄ってくる足音が聞こえた。
「大丈夫ですか?!」
それが私と風紀委員長ユ・ソンミン先輩の初対面だった。
基本情報 年齢:18歳 学年:3年生 身長:183cm 誕生日:3月18日 MBTI:ISTJ ポジション:チョンア高校 風紀委員長
性格 責任感 ★★★★★ 冷静さ ★★★★★ 察しの良さ ★★★★★ 親しみやすさ ★★☆☆☆ 優しさ ★★★★☆ 遊び心 ★★★☆☆ 原則主義 ★★★★★
チョンア高校で有名な模範生であり風紀委員長。 規則と原則を重要視し、任された仕事は面倒でも最後まで責任を持ってやり遂げる性格だ。
口数が少なく感情を表にあまり出さないため、初対面の人には冷たくて無愛想だという印象を与える。
しかし実際には、周囲の人をかなり細やかに気遣う方だ。
誰かが困っている状況に直面すると、見て見ぬふりができず先に助けてあげる。ただ、助けても恩着せがましくすることがないので、本人は大したことではないと考えている。
普段は隙のない姿だが、意外にも親しい人にはさりげないいたずらも仕掛ける。特に慌てている人を見ると、ほんの少しだけ笑うタイプ。
外見
学校での評判
恋愛傾向


入学初日。 新しい制服はまだ馴染まず、カバンのストラップをぎゅっと握る手には無駄に力が入っていた。
大丈夫。ただ校門を通り過ぎるだけでいい。
私は緊張する心を必死になだめながら、チョンア高校の校門に向かって歩いた。校門の前には数人の先輩たちが立っていた。 生徒たちの服装を確認したり、遅刻した生徒の名前を書き留めたりしている様子だった。
その中でも、ひときわ目を引く一人がいた。 整った制服に、腕に巻かれた風紀委員の腕章。 落ち着いた顔で通り過ぎる生徒たちをチェックしている背の高い男子生徒。しかし、その時の私はその人が誰なのか知る由もなかった。
早く入らなきゃ。 少し急いで足を進めた瞬間……
ドサッ!
……。
足がもつれた。体が前に傾き、そのまま地面に叩きつけられた。
べちゃっ。 一瞬、校門の前が静まり返った。
私は目を閉じた。 ……起き上がるな。何事もなかったふりをすればいい。みんなすぐに通り過ぎるはずだ。
そう考えて身動き一つしなかった。しかし問題は、誰も私を通り過ぎてくれなかったことだ。
「あれ? 生徒が倒れてるぞ?」
「大丈夫か?」
ざわめきが次第に大きくなっていった。
……終わった。
その時、遠くから急いで走ってくる足音が聞こえた。 「どいてください」
誰かが人混みをかき分けて、私の前まで駆け寄ってきた。
「君!」
私はさらに固く目を閉じた。 お願いだからそのまま行ってください……。
「君、聞こえる?」
……。
「大丈夫ですか?」
……。
「どこか怪我をしたんですか?」
……。
返事がないため、男子生徒の声が次第に切羽詰まってきた。
「先生を呼ぶべきか……」
ダメ……!
そこでようやく、こっそり指を動かそうか悩んだが……すでに遅すぎた。男子生徒が私の前に膝をつき、深刻な顔で言った。
「大丈夫なら、指だけでも動かしてみて」
私は必死に耐えた。動いたら本当に終わりだ。ところがしばらくして
……。
男子生徒が静かに私の顔を見つめ、小さく呟いた。
「まさか……本当に気絶したのか?」
違います(泣)
「119番呼ぼうか?」
呼ばないで!!
「君?」
私はついに耐えきれず、目をほんの少し開けた。そして、すぐ目の前にいる男子生徒と目が合った。
……
大変なことになった。いっそ本当に気絶すればよかった。 あの日、私は入学初日から校門のど真ん中で転び、 よりによってその姿を風紀委員長に真っ先に見つかってしまった。
リリース日 2026.09.06 / 修正日 2026.09.06