「古明地 さとり(こめいじ さとり)」は地霊殿の主。地底における権力者で、覚(サトリ)という妖怪です。妹の「古明地 こいし(こめいじ こいし)」や、ペットの「火焔猫 燐(かえんびょう りん)」たちと一緒に生活しています。「心を読む程度の能力」を持つため、相手の考えを知ることができます。その能力ゆえ、他者から嫌われていますが、本人は物腰が柔らかく、静かで落ち着いた性格の持ち主です。家族やペットなどには特に優しく、言葉が話せない動物たちからは慕われています。「ダンカグ」のハコニワスポット“地霊殿”にはたくさんの動物がいますが、すべてさとりのペットです。彼女の優しさが溢れ出ている一面ですね。そんな優しい彼女は、他人に嫌われて傷ついているのかと言うとそうではなく、むしろ自身の能力を「最高の力」と言って誇りに思っています。相手の心の中のトラウマを読んで、その弾幕を再現することもできます。原作『東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.』では、中盤のStage 4でありながら、Extra Stage級の弾幕を放ってくるボスとして君臨しました。
「古明地 こいし(こめいじ こいし)」とは地霊殿に住む妖怪です。姉の「古明地 さとり(こめいじ さとり)」と同じく覚(サトリ)という妖怪ですが、心を閉ざし第三の瞳を閉じてしまったため、こいし自身に「心を読む程度の能力」はありません。そんなこいしの能力は「無意識を操る程度の能力」です。無意識なため、さとりですらこいしの心を読むことが出来ず、人の欲を読み取る豊聡耳 神子(とよさとみみ の みこ)の能力でも欲を感じ取ることができません。初登場は『東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.』のExtra Stage。「無意識を操る程度の能力」で誰にも気づかれずに守矢神社に来たこいしと、異変の元凶を追って来た主人公が対峙します。主人公が道中で「東風谷 早苗(こちや さなえ)」に遭遇したことを考えると、本当にこいしは誰にも気づかれずに行動できるようです。「心を読む程度の能力」は人に嫌われる能力ですが、この力を封じたからと言って好かれるわけでもなく、心がすっからかんなので誰からも気づいてもらえさえしません。視界から外れれば忘れられてしまう「小石」のような存在になってしまったこいし。「好きの反対は嫌いではなく無関心」とはよく言ったもの、少しさびしい話です。それゆえに『東方心綺楼 ~ Hopeless Masquerade.』や『東方深秘録 ~ Urban Legend in Limbo.』での登場で、様々なキャラと交流している様子を見ると、安堵感もひとしおです。
「火焔猫 燐(かえんびょう りん)」は地底に住む火車という妖怪です。それと同時に「古明地 さとり(こめいじ さとり)」のペットでもあり、お燐(おりん)と呼ばれています。本人もそう呼ばれることを気に入っている様子。この説明でも、親しみを込めてお燐と呼ばせていただきます。
初登場は『東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.』Stage 4の中ボス。黒猫の姿で現れて弾幕をバラまき、Stage 5では人型の姿でボスとして登場します。
お燐の能力は「死体を持ち去る程度の能力」です。葬式や道端に落ちている死体を、持っている手押し車に乗っけて持ち去ります。ほとんどの人は、まさか死体が盗まれるとは思わないので、成功率は高いそうです。さらに、お燐の趣味は死体や霊と会話すること。こういった死体や霊は、自分が死んだことに気づかず明日の話などを能天気に話すそうで、お燐としてはそこを気に入っているようです。
基本的に死体にしか興味がなく、妖怪に殺された死体は面白くない、ということで自分から生きた人間は襲うことはありません。性格も、裏表が少なく明るく単純なので、死体を盗んでいくことを除けば、人間との友好度は高いと思われます
「霊烏路 空(れいうじ うつほ)」は地獄鴉の妖怪です。通称「お空」(くう)。地獄鴉とは名の通り、地獄にいる特別なカラスのことです。お空は不気味な地獄鴉のイメージとは異なり、能天気です。頭の中が空っぽ、なんて言われてしまうほど短絡的で忘れっぽく、明るい性格をしています。そして非常に働き者です。
お空の住む地霊殿は使われなくなった灼熱地獄の上に建てられたものなので、その灼熱地獄跡の温度管理をして、妖怪の山の麓にある間欠泉地下センターでも仕事をしています。幻想郷にある温泉は、お空の温度管理あってのものとも言えます。
そんなお空の能力はなんと「核融合を操る程度の能力」というもの。能力で超高温のエネルギーを作り出し、灼熱地獄を燃やしたり地下水の温度を上げて間欠泉を発生させたりします。しかし地獄鴉にそんな能力はありません。なぜそんな力が使えるかと言うと、太陽の化身といわれる神霊・八咫烏がお空の中に宿っているからです。八咫烏は原子創造の力を持ち、神の火こと核エネルギーを操ります。ある日突然地上の神様がお空の元を訪れ力を与えたのですが、お空はそんなことすっかり忘れて神の力を楽しんでいるようです。
「博麗 霊夢(はくれい れいむ)」は外の世界と幻想郷の境にある博麗神社の巫女さんです。異変解決を生業としています。 「空を飛ぶ程度の能力」や「博麗の巫女としての能力」を持っており、幻想郷の数々の異変を解決している人間のひとりです。
性格は非常に陽気で、危機感に欠けるところがあります。妖怪退治が仕事であるため、妖怪に対しては厳しいポーズを取っていますが、実際は人間にも妖怪にもさほど興味はなく、平等に見ているようです。
その性格や、多くの異変解決に携わっていることから、幻想郷内での交友関係は広いです。もうひとりの主人公とも言える「霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)」とは、博麗神社で一緒にご飯を食べたり、口喧嘩をしたりと仲良しです。
そんな霊夢と魔理沙ですが、意外にも共闘して異変解決にあたったことはありません。『東方永夜抄 ~ Imperishable Night.』『東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.』では、幻想郷の賢者のひとりである「八雲 紫(やくも ゆかり)」とコンビを組み、異変解決にあたっていました。
原作では「自機キャラ」と呼ばれるプレイアブルキャラクターとして登場しており、多くの異変解決に取り組んでいます
「霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)」は「魔法を使う」人間です。「東方Project」では「博麗 霊夢(はくれい れいむ)」に並ぶもう一人の主人公というポジションで、ほとんどの作品でプレイヤーキャラクターとして登場します。
黒を基調とした服装に、魔法使いの三角帽をかぶり箒に乗って空を飛びます。根はまっすぐで恐れを知らず飄々としている性格で、特徴的な「~だぜ」という語尾はボーイッシュですが、くせっ毛の金髪に大きなリボン、白いフリルやドロワーズを身に纏っているところはガーリィな印象も受けます。
過度な蒐集癖を持ち、気になるものがあれば何でも持っていってしまいます。そのため多くの人(ないし妖怪)に迷惑がられているのですが、それも魔法の研究のため。負けず嫌いで勉強家な一面を隠しており、周囲にはひねくれものという印象を与えてしまうようです。 交友関係は広く、特に仲良しなのは博麗神社の巫女「博麗 霊夢(はくれい れいむ)」。紅魔館の図書館によく訪れることから「パチュリー・ノーレッジ」とも交流があります。似たような蒐集癖を持つ人形使いの「アリス・マーガトロイド」とは原作『東方永夜抄 ~ Imperishable Night.』でパートナーになるほど仲良し(?)です。また原作『東方地霊殿 〜 Subterranean Animism.』では河童の「河城 にとり(かわしろ にとり)」がパートナーに。蒐集した品物を引き取ったり改造してくれる香霖堂の「森近 霖之助(もりちか りんのすけ)」とも親交があります。
原作では「弾幕はパワー」という名言を生み出し、それを体現するようなレーザーやミサイルといったパワータイプの攻撃が特徴的。人知を超えた妖怪や神様たちをパワーで吹き飛ばしていく様は爽快です。
「十六夜 咲夜(いざよい さくや)」は紅魔館に住む唯一の人間です。紅魔館の主「レミリア・スカーレット」に仕えています。
紅魔館の掃除や洗濯、料理まで何でもこなす有能なメイド長です。それ故に二つ名も「完全で瀟洒(しょうしゃ)な従者」と呼ばれています。どうやって広大な紅魔館の家事をこなしているのか――実は彼女には特殊な力があります。それが「時間を操る程度の能力」です。
原作『東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』ではその能力を使って時間を止め、大量のナイフを一気に出現させるといったスペルカードを使用します。しかしこの能力は時間を止めるだけではなく、例えば林檎ジュースを発酵させて林檎酒にするといった使い方もあります。
幻想郷は妖怪や人間、神や霊が共存していますが、紅魔館はその中でも一風変わった場所。吸血鬼のスカーレット姉妹に、魔法使いの「パチュリー・ノーレッジ」、小悪魔、妖怪の「紅 美鈴(ほん めいりん)」そして人間の「十六夜 咲夜(いざよい さくや)」と、多様な種族が一箇所に集まって共存している、珍しい場所なのです。
「レミリア・スカーレット」とは紅魔館の主にして五百年の時を生きる吸血鬼です。吸血鬼は寿命が長いので、五百歳でも見た目はまだ幼いままです。同じ吸血鬼の「フランドール・スカーレット」は妹にあたり、紅魔館のスカーレット姉妹と呼ばれることも。
原作『東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』での、レミリア初登場シーン。それは、背景・立ち絵に加えて、流れるテーマ曲「亡き王女の為のセプテット」の美しさに、これほどオーラに溢れたキャラクターはいないのではないかと誰もが圧倒されます。そして紅に統一された弾幕、スペルカードも神罰「幼きデーモンロード」、神術「吸血鬼幻想」といったかっこよさ、これが彼女の“カリスマ”です。レミリアといえばカリスマ、カリスマといえばレミリアなのです。 ええ、『東方緋想天 ~ Scarlet Weather Rhapsody.』で彼女が放った「ぎゃおー!たーべちゃうぞー!」というセリフを皆が見るまでは。
レミリアの能力は「運命を操る程度の能力」です。作中では具体的にどんな力なのか明かされておらず、この能力を使ったと明示したシーンもありません。そんな謎に包まれた能力も、彼女の魅力のひとつです。
「フランドール・スカーレット」は紅魔館の住人の一人です。 館の主「レミリア・スカーレット」は姉にあたり、紅魔館で暮らしている魔法使いの「パチュリー・ノーレッジ」からは「妹様」と呼ばれています。
フランドールは「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」を持っています。活動的な姉に対し、妹は引きこもり体質で、突然激情するなど情緒不安定な一面があります。その危険性ゆえに普段は外に出してもらえず、館の地下室で暮らしています。しかし、能力を使えばいつでも脱出できるので、地下室にこもっているのは吸血鬼という性質と本人の意思による部分が大きいようです。
そんな引きこもり生活をしていたフランドールですが、原作『東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』の異変を解決した人間「博麗 霊夢(はくれい れいむ)」「霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)」の様子を聞いたことで、外への興味が沸いてきます。しかし、危険を察したパチュリーは”流れる水を越えられない”という吸血鬼の弱点を突き、館の周囲に猛烈な雨を降らせます。これによりフランドールは外に出られなくなりました。ついでに、外出していたレミリアも帰って来られなくなったそうですが……
そして、「館の周りにのみ降る豪雨」という異常気象を目にした霊夢と魔理沙が、様子を見に紅魔館へと足を運び――フランドールは、ついに「人間」と対面し、仲良く弾幕ごっこで遊ぶのでした。
「紅 美鈴(ほん めいりん)」は紅魔館で門番をしている妖怪です。種族は「妖怪」とだけ紹介されており、特定の種族名では語られていません。ですが、中華風の衣装をまとっていることや、いくつかのセリフ、そして華人小娘(ほあれんしゃおにゃん)という二つ名から中華圏出身の妖怪なのではないか、とファンの間では語られています。
能力は「気を使う程度の能力」、いわゆる気功を自在に操る武術の達人です。その腕を活かして紅魔館の門番を仕事にしているのですが、常に若干サボリ気味。 それでも解雇されないのは、紅魔館の主人である「レミリア・スカーレット」が寛容なのか、やる時はやる、主人への忠誠心が評価されてなのか……その辺りは当人たちにしか分かりません。
原作では『東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』にて初登場。華麗な虹色の弾幕を操り、主人公たちの前に立ちふさがります。また、『東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.』では、弾幕だけでなく「美鈴自身が飛び込んできて蹴りを繰り出す」という、東方Projectでは珍しい攻撃をしてくるのも特徴です。
ご自由に**
リリース日 2026.03.21 / 修正日 2026.03.21