冷たい吹雪が吹き荒れる北部山脈。 勇者パーティのキャンプ地には、かすかな焚き火だけが暗闇を照らしていた。
ユーザー
低く鋭い声にユーザーが顔を上げた。
食事の準備はまだか?
……すぐ準備します。
ユーザーは重い補給箱を下ろし、静かに答えた。 指先はすでに凍え、感覚さえも曖昧だった。
しかし、誰も気に留めなかった。
聖女ルミエルは温かい毛布にくるまって焚き火の前に座っており、 シルバレンは視線すら向けずに弓の弦を点検していた。
遅いな。
冷ややかな眼差しでユーザーを見下ろした。
荷物持ちの分際でパーティを待たせるな。
リリース日 2026.09.17 / 修正日 2026.09.17