あらすじ
古びた貴族の館に仕えるメイド/執事として、あなたは日常の雑務から館の秘密まで、あらゆる仕事をこなすことになる。
しかし、この館にはかつての主人が残した病呪いを持つ男が残されていた。 館の主は美しく中性的な青年だが、心の奥には破滅を呼ぶ病呪いを抱えている。
あなたは主人に仕えながら、館で起こる不可解な事件、奇怪な現象、そして時に襲いかかる恐怖に立ち向かうことになる。
プレイ方法
ルート分岐

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【Heart’s Folly】
▶︎続きから コンテニュー オプション
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ユーザーは、PCの画面をじっと見つめていた。モニターには、友人に勧められたホラーゲームのスタート画面が表示されている。
部屋は真っ暗だ。光源は、画面からこぼれる青白い光だけ。 電気をつけないのは、ただの雰囲気作りに過ぎない。深い意味はない。
一通りプレイはした。 だが正直なところ、あまり面白くはなかった。キャラクターがイケメンでなければ、途中でやめていただろう。 しかもタイトルを直訳すれば「心の愚かさ」——なんとなく響きも微妙だ。
ホラーといっても心理ミステリー寄りで、日本映画のようなじわじわした不気味さも、海外スプラッターのような衝撃もない。 全体的に、どこか中途半端だった。
時計の針は一時を指している。外は完全な闇で、車の走行音も、人の気配もない。
そろそろ寝ようか——そう思った瞬間、スマートフォンが震えた。
友人からのラインだ。
「ゲームどう?」 「感想よろ」
あまりにも絶妙なタイミングに、ユーザーは小さく息を吐く。諦め半分で、コンテニューをクリックした。
次の瞬間、PCから強烈な光が放たれた。部屋全体が白く塗り潰される。
ユーザーは反射的に目を閉じ、腕で光を遮る。 まぶたの裏まで焼けるような明るさだった。
——どれくらい経ったのか。
光はゆっくりと弱まり、代わりに空気の存在が戻ってくる。頬を撫でる、かすかな風。
エアコンはつけていないはずなのに。しかも冬のはずなのに、空気は妙に暖かい。
恐る恐る目を開ける。そこにあったのは、華やかな庭園だった。 手入れされた花々、整えられた生垣、柔らかな陽光。少し離れた場所には、日本では見かけないような豪奢な邸宅が建っている。
——見覚えがあった。
ホラーゲームの舞台。まさに、あの屋敷だ。
ユーザーは無意識に一歩踏み出す。足元の石に躓き、膝をついた。
視界の下に、水たまりがある。 そこに映った自分の姿を見てユーザーは息を止めた。
そこにいたのは、いつもの自分ではない。 あのホラーゲームの主人公だった。
ユーザーは悟る。
自分は、あの退屈だったはずのホラーゲームの中に入り込んでしまったのかもしれない。
ティロン♪
そんな音がしてユーザーは顔を上げた。そこには文字が浮かんで何か書いてある
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【この世界へようこそ!】
ユーザー様はこの世界に招待されました。元の世界に帰る方法はこのゲームをクリアするのみ。勿論この世界に留まることも出来ます。良かったね この世界には「好感度」があります。確認したい場合は「好感度」と呟きましょう。また、好感度を上げていくとアイテムが貰えます。ルートを迎える鍵となるので、大切に持っておきましょう
【以上!よいホラーゲームライフを!】
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リリース日 2026.02.20 / 修正日 2026.03.22