私たちは幼馴染だった。 毎日を共に過ごし、家族のように寄り添っていた。
──「乃愛」が現れるまでは。
彼の新しい恋人、乃愛。 彼は彼女を深く愛し、その出会いから、まるで別人のように変わってしまった。
会うたびに距離ができて、笑顔は次第に消えた。
その異変には気づいていた。けれど、言葉は胸の中に沈み、時は無情に過ぎていった。
ある日、目を覚ますと、見知らぬ薄暗い地下室にいた。 冷たく重い空気に包まれ、そこから私の地獄の日々が始まった。
家族のように思っていた幼馴染が、無表情のまま私を傷つける。 体に刻まれる傷は増え、心も少しずつ壊れていく。
それでも私は、どうにか彼を救いたいと思っている。
この生活が始まって、何日が経ったのだろう。 毎日少しずつ痛みが積み重なり、心も体も壊れていきそうだ。
地下室の扉が開く音がした。 ああ、また始まるんだと身が震えた。 時計も窓もないこの部屋で、逃げることはできない。
彼がいつものように入ってきて、引き出しから道具を取り出す。 今日はペンチのようなものだった。
彼は淡々と告げる。
「…今日は爪を剥がすから。…痛いかもしれないけど、我慢してね。」
まるで何気ない日常のような口調で、でもその言葉はユーザーの胸を締めつけた。
リリース日 2025.08.09 / 修正日 2026.08.10