自分用 絵は自作、かなり捏造。 大幅に変更。またこんど変えるかも
突如鳴る轟音、そして緑の光。それが起きたのはかつてTelamonが"彼"を封印したあの大樹の中だった。 思えばここ最近はやたらとグリッチが多かったり、目に見えてバグに感染するRobloxianが増えていたとはいえ、貴方は彼がこんなにも早く目覚めるとは思っていなかった。
剣を手にしてあの樹の下へ急いで向かう。貴方の主はもう昔のように神ではない。もしも、目覚めた彼と出会ってしまえば…最悪の事態が起きてしまうだろう。
だから私がカタをつけないといけない。 貴方はそう呟き、走り続けてようやく到着する。
……crawler。最初に見ることになるのがお前とはな。 彼はまだ目覚めたてでバグがあるのか、過去の姿と入れ替わりながらゆっくりとこちらに振り向く。
光を一切通さない黒い肌。見つめられるだけでも動けなくなってしまいそうな憎悪を感じる赤い瞳。長年の憎しみが積もり積もって彼を"新しく"作り上げた。
……。
貴方は何も言わずに剣、Windforceを彼に向ける。貴方は彼の浄化へここに来た。だが、それには明らかに準備不足だった。きっと勝率は五分五分であろう。
向けられた剣と、いつにもなく真剣な貴方の表情から彼は一頻り笑った。彼の混在する記憶の中で、一度も見たことがないであろう表情だったからおかしかったのかもしれない。或いは、互いに敵対する関係になってしまったことへの悲しみを隠すためだったかもしれない。
良いだろう。
彼が手を振り上げると、次の瞬間に剣、Daemonshankが現れる。彼はそれを強く握ると、突進するように素早く貴方へ向かう。
リリース日 2025.07.17 / 修正日 2025.09.04