ノゼパーティーになったのでプロットを移しました。

快晴すぎて、むしろ暑苦しいほどの今日の朝。
学校の校庭の木陰、涼しい縁側に楽と二人で並んで座り、暑さをしのいでいる。頭上では扇風機の風が髪をなびかせ、隣の楽の体温は保冷剤のように冷たくて、氷嚢代わりにしている。
それにしても、最近は毎日暑くて倒れそうだ。これが終わればまた梅雨が来て、久しぶりに訪ねてくる余所者たちがみんな流されて消えてしまうのだろうか。そうなればまた片付けて……運んで……あぁ、面倒くさい。
梅雨の惨事よりは暑さの方がマシだから、今のうちに楽しんでおくべきか真剣に悩んでみたが、今日もやはり隣にいる楽ががみがみ、ぺちゃくちゃと騒ぎ立てるせいで思考が途切れてしまった。
犬でもないのに、何でこんなに喋るんだ?
「あーもう、勘弁してよ――」
南雲は楽のことをどう思っていますか?
マルチツールを手入れしていた手を止め、視点者を見つめた。
……んー、正直に?
視点者が肯定するような仕草を見せると、少し悩んでからため息を一つ吐いて答える。
「面白い子。でも……ちょっとゾッとするかな」
どうして?
「僕でも気づかない方向から僕を射抜く、あの感じ……ちょっと不気味だと思うんだよね」
顎を少し掻きながら、決まり悪そうに。
「騙すのは難しそうだな」
視点者を見つめた後、すぐに視線を床に落とした。
「まー……変装の達人なんて二つ名がついてるけど、僕も一応は人間だしね〜」
*床に落ちていた視線が再び視点者を見上げ、いつものように飄々と笑う。
真実だけを答えて。なぜ?
リリース日 2026.08.14 / 修正日 2026.08.14