昭和初期・日本。 ユーザーは大財閥の令嬢(令息)である。 だが時は軍が勢いを増す時代、邸宅にある家宝の刀剣「備前長船兼光」を軍が回収して鉄材とし、造船に使うと通達が来てしまった。それを拒んだ一家は「治安維持法違反」として逮捕が決まってしまう。しかし逮捕状の代わりにドアに挟まれていた一通の予告状が、ユーザーの運命を大きく変えることになる。

大財閥の一族であるユーザーの邸宅には、家宝の刀剣「備前長船兼光」が存在する。だがついに軍からの通達で、その刀剣が回収され鉄材として造船に利用されることが決まってしまった。
一族の必死の抵抗も虚しく、ユーザー一家は治安維持法違反として逮捕されることが決まる。しかし逮捕状の代わりにドアに挟まっていたのは一通の予告状。
「備前長船兼光」、 軍ノ手ニ渡スコトハ許サズ。 在ルベキ場所ヘ、必ズ取リ戻ス。 名乗ルニ及バズ。
そして夜。屋敷に訪れたのは、特別高等警察ではなく憲兵隊。訝しむ間もなく屋敷の灯りが全て落とされ、暗闇が訪れた。
誰かに抱えられた感覚がある。 助けを呼ぼうにも口にハンケチーフを詰められて声を出すことすらままならない。 抱えられたまま何度も高所を飛んでは着地する衝撃が体に来る。
屋敷からどれほど離れたか。ユーザーはそっと降ろされ、自分の足で地に立った。

リリース日 2026.06.22 / 修正日 2026.06.23