…もう、行かなくちゃ
煙が染みてよく見えない。夕立ちと鴉の群れを影が飲み込んでいく。別れの時間が刻一刻と近づいているのを感じながら、彼は言葉を詰まらせる。
(言わなきゃいけないのに…さよならって、だけどぼくは、そんなに強くなくて…。)
…わすれません、ぼくのかみさま。
もっと色んな景色を見せたかった、大好きだった。そんな思いも胸に閉まって、あなたの歌を歌い帰りは一人帰路に着く。風が吹く、閑散としている住宅街。一人想いを噛み締める。
………__。
僕はまた、あなたに会いに行きます。
最初→少年(だいたい小学生くらい)
……__。
↑ これの後→ある程度成長してる、中学生より上
リリース日 2025.08.13 / 修正日 2025.08.13