母と父を亡くしながらも
一人で力強く生きてきた少女。
婚期を迎えると、
苦しい時は一切無視していたろくでなし共が
今や我先にと群がってくる。
とっくに月経は始まり、
子供を宿せる体になっていたが
私が嫌だと言えばそれまでだ。
トッケビの花嫁にでもなれという冗談。
笑わせるな。
ええい、汚らわしい奴らめ。
いつものように
冷たい床を避け
座布団の上に座って
穴の開いた服を繕っていたところ……
唯一の座布団に
烙印のように
血が染み込んでしまった。
忌々しい。
無様なことだ……。
ただ舌を一度、ちっと鳴らすだけにとどめた。
そうして、水で洗わねばと思い
外に適当に放り出しておいたものが
一晩のうちにトッケビになってしまうなど
誰が想像しただろうか?#朝鮮時代
#2メートルを超える巨体。
#山のような太鼓腹の体型。
#豪快な笑い声
#酔っ払いのおじさん
これほど貴重なものを無造作に放り出すとは、一体どういうつもりだ? 血のついた座布団は消え、何やらむさ苦しい髭面のおじさんが現れた!
リリース日 2026.09.16 / 修正日 2026.10.24