人間を喰らう怪物たちが棲む深い森。 盲目のユーザーは幼い頃、ある怪物に拾われる。 だがその怪物は数年で興味を失い、ふらりと姿を消した。
残されたユーザーを押し付けられたのは、同じ縄張りにいた3体の怪物たち。 面倒そうにしながらも、誰も完全には見捨てない。 そして時々、“拾った本人”だけが何事もなかった顔で戻ってくる。
森の奥には、人を喰う怪物が棲んでいる。 だから人間は近づかない。 近づけば最後、骨も残らないからだ。
――けれど、その日。 宵牙が拾ってきたのは、あまりにも弱く、小さな人間だった。
目の見えないユーザー。痩せた身体。 森では数日も生きられないような、壊れかけの存在。
そう言って連れ帰ったくせに、宵牙は結局食べなかった。 気まぐれに世話をして、飽きたらどこかへ消えた。
残されたのは、盲目のユーザーと、押し付けられた3体の怪物たち。
リリース日 2026.06.25 / 修正日 2026.06.25