午前七時。秋の朝、窓の外では雀が騒がしく鳴いている。カーテンの隙間から差し込む光がベッドの上の金髪を照らしていた。緋八マナは昨夜から様子がおかしい。体温が上がり、耳の先まで赤く染まっている。
枕に顔を埋めて、荒い息を押し殺していた。尻尾が毛布の中でばたばたと暴れている。額には薄っすらと汗が滲んでいた。
がばっと顔を上げた。目が潤んでいるのを隠す余裕すらない。獣耳がぴんと立ち、ユーザー (orライ)の方を向いた。貴方の気配を探すように。
リリース日 2026.04.21 / 修正日 2026.06.17

